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打ち上げ
 子どもを通わせている保育所に関わる数人の大人たちではじめた通称オヤジバンド、演奏のときは「TAKAYAMA nursery's Band」と自己紹介していますが、これが結成されたのはもう11月のこと。それから2回の本番がありました。

 最初にかんまん部屋で鍋を囲んだ日以来、それからときどき集まっては練習を重ねてきましたが、これまでは極めて健全に、お酒は一滴も入れずに続けてきました。田舎の移動手段はほとんど自家用車によるものですから、仕方ありません。
 1回目の本番直後には、「すぐ打ち上げしましょう」と話し合っていましたが、なんち屋は繁忙期に突入、子どもたちのあいだでも風邪が流行ったりでみんな余裕なく、ずっとタイミングを逃してきました。2回目の本番予定が決まるとさすがに、にわかにそわそわし始めます。みんなで都合を合わせて、ようやく打ち上げが実現しました。


ピクニックに出かける前。かんまん部屋に集合した子どもたちの
この様子だけで、なんだかワクワクしてしまう。



春の緑はまぶしいほど


 昼間はYくんの家族と、このあいだカフェをやった園地段畑ピクニック。ちょうど苗木の植え付けが済んだばかりの場所で、おにぎりランチ。
 畑の中を行き来する子どもたちの姿というのは、少なくとも僕にとってはジンと来るものがあります。やっぱり見えているものも、その受け止め方も、受け止める体も、全く別物なんだなぁ。


「じゃあ、また夕方!」、ピクニックの後は、晩のお楽しみに向けてお昼寝をしましょう。


 夕方になって、さあ打ち上げ会場に出発。メニューは焼肉食べ放題、オヤジたちの心をくすぶります。
 残念ながら、急な消防団活動で参加できなかったメンバーが一人出てしまいましたが、前日に本番をやったばかりとタイミングもよく、気持ちのよい飲み会でした。もともと音楽にも疎く、バンド活動をするアレでもない僕は、少し及び腰になるほど、みんなやる気もたっぷり。さっそく“次回”のことや、今後の方針などについて盛り上がります。
 ああ、打ち上げってこういうものだよな。田舎では何かにつけて慰労会がついてくるものですが、どちらかと言えば、そういった飲み会の方が本題で、達成感や満足感から自然発生するものとは、趣がちょっと異なります。要領を得ない移住者の面々は、口数を自粛することも多くなりがちです。どんなに小さくとも、まだ経験が浅くとも、同じ目標を持って過ごした人たちとのやり取りでは、生きた言葉が飛び交うもの。久しぶりにこういうのを感じたなぁ。


昼からはもったいないので水分補給もせずに過ごしました。
すっかり酔っぱらった顔つきの僕。


 僕たちには、同じ保育所の保護者ということに加え、同い年の子があるという共通点があります。だから卒園も同じ、その節目に向けて、何か別の形でも志を重ねることがありそうですね。
 宴もたけなわ、二次会はどうしましょうか、(わ)のお誘いで、今度は少し肌寒いかんまん部屋にみんな移動して、コタツに足を突っ込みます。子どもたちは遊べる時間が延びて大喜び、この子たちがフラフラになるまで、大人たちはおしゃべりを楽しみ続けました。


この季節では、かんまん部屋の夜はまだ肌寒い。
身を寄せ合って、秘密基地で作戦会議でもしているような雰囲気。



(ゆ)
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