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 IWILL DP533 のページY

       8  win98 Q&A v1.3 radeon9800pro 電源

17 更なるオーバークロックを目指して 改造への一考

1) cpuのV−core電圧を上げるとオーバークロックしやすくなりますが、CMOS−FETの特性として次の問題点が浮上します。

@ オン電流の増加に伴う速度低下と消費電力の増大により過剰な発熱を伴い素子の破壊を招く

A ラッチアップ現象を引き起こしやすくなり過大電流が流れ破壊されやすくなる。

 発熱が増加し素子の破壊を招きます。モーター駆動のブリッジ回路等でよく経験するものです。規格より1割を超えると大変危険を伴います。VCOREが1.5Vならば1.6Vが限界かと思います。くれぐれも1.7Vなど与えないようにした方がよいでしょう。

2) クロックオーバーによる影響

周波数が増加するとドライブ部の損失はsqrt(f)に比例して増加する。CMOSインバータが反転する場合、回路を構成するp型トランジスタとn型トランジスタが一瞬の間同時にオン状態になる。このとき、電源→p型トランジスタ→n型トランジスタ→接地と流れる電流を貫通電流が周波数の増加に比例する。モーター回路のPWM等では周波数を増加させるとモーターのトルク等がましますが、周波数が高すぎると通過電流が増加しデットタイム等を入れないと素子が破壊されます。(経験より) 

CPUも2.4Gのクロックを3G以上で使用した場合、電圧に関係なく同様に破壊される危険があります。このようなことを理解した上でオーバークロックを楽しむのはよいと思いますが、ハードの知識がなく  (規格表が読める程度ではだめ、FET、Tr等の理屈が大切です)むやみにオーバークロックすることは大変危険です。

参考文献 1日経  2toshiba  3ナショナル 

@ V−core電圧の調整 CPU自身の考察    アイデアは「きち さん」です。

cpuの足をショートさせ電圧を昇圧させる方法 大変危険が伴うかも...

説明 インテルのデーターシートより 29864205.pdf

よって標準電圧の1.5Vから1.6Vを作るにはVID2をVID4かVID0と結線すればよいわけです。 一般にcmosのワイヤードオワ(出力の結線)は禁止されていますがCPU内部で抵抗によりプルアップされているため結線による故障はないと考えられます。

Figure34 は剣山側すなわちピン側から見た図です

結線方法 cpuの足B3とD3の結線が良いと考えられます。つぎに材料をそろえます 2000円ぐらいはかかると思います。燐青銅の0.1ミリ厚の板を購入 ドリル 0.9 0.6 0.3ミリを用意、OHPシート(熱に強い)と梱包用ビニールテープ(熱に強い物)、

手順1 ドリルで燐青銅に0.9ミリと0.3ミリを使用して交互に穴をあける。  0.9−0.3−0.9−0.3とする。ピッチは1.25ミリです。このドリルは1.25ミリの送りができる物ですが、その機能のない場合サンハヤトの1.25ミリピッチの基盤で寸法を取ると良いと思います

手順2 OHPシートに梱包用ビニールを貼り付けに0.6ミリの穴を縦に7、横に4列あける。28ピン。[先に4つの穴を開け、そこに4個の穴の開いた隣青銅を入れてから、梱包用ビニールテープをした上で穴を開けた方がうまくいきます]

 

破けているのは下の紙

手順3 穴の開いたOHPシートからビニールをはがし中に燐青銅の4つの穴をあけた小片を入れる。再びビニールをかぶせる。

手順4 0.3ミリの穴のままではピンが刺さらないのでカッターで上下にキズを入れる。

手順5 CPUのピンにピンセット等を使用してこOHPシートをさして完成

 

cpuソケット1とcpuソケット2のうち1に指せば良い、レギュレータは1個なのでcpu1のみが有効

結果

考察

 OHPビニールシートで覆っているため隣のピンとショートする可能性がなくなります。

注意

 完成後にドライヤーで熱をかけ銅の膨張、ビニールの変形が起こらないことを確認すること、また、OHPビニールの穴の中心に燐青銅の穴が来るようにすること

燐青銅 ホームセンターで500円で購入、ドリル各2本入りを600円で購入、今回の実験は危険を伴うため一日のみとしました。オーバークロックは上記等の理由によりリスクを伴います。 一日天下でしたが、実験が成功したことで満足しています。現在は2.4Gでちょっと寂しい....


A HIP−レギュレーションICへの結線 HIP6301vbc

工事中

 

 

  

                           秘密 dp−533  

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