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664利尻山(1719m) (2013.06.11)
北海道山旅   ※私のリンク(ジオンさんの)
利尻島観光6/10) 利尻山6/11) 礼文島岬めぐりコース(6/12AM) 礼文岳(6/12PM) 桃岩&林道コース(6/13
前半 6:30 後半 4:00 所要時間 10:30 休憩 0:20  標高差 1494m

時間  タイム ース タイム 時間
3:10 キャンプ場ゆ〜に〜登山口 3:20
3:20 - P.利尻北麓野営場 - 14:10
3:40 0:20 甘露泉水 @3合目 0:15 13:55
4:25 0:45 A4合目・野鳥の森 0:35 13:20
5:10 0:45 B5合目・雷鳥の道標 0:35 12:45
5:40 0:30 C6合目・第一見晴台 0:15 12:30
5:50 0:10 D6.5合目 0:10 12:20
6:10 0:20 E7合目・胸突き八丁 0:15 12:05
7:00 0:50 F第二見晴台 0:30 11:35
7:25 0:25 G8合目・長官山 0:15 11:20
7:45 0:20 H避難小屋 0:10 11:10
8:30 0:45 I9合目 0:25 10:45
9:50 1:20 J山頂 0:35 10:10

6:30 所要時間 4:00 10:30
Dolphyさん記

ずっとあこがれていた利尻山です。利尻島に飛行機が着いたとき、目の前にどかんと利尻山が。とうとう来ました。あの山に登るのだ。

でもきつそうですね。アイゼンはいらないと聞いていたが、まだ雪も多そうだ。
登り6時間、下り4時間。フェリーの時間を考えて午後3時には下りていなければ。

 

6/11(火) 利尻山(1719m、りしりざん) 日本百名山  登山口の利尻北麓野営場から鴛泊コースをピストン。
登り6時間。山頂に40分。下り4時間。

前日、午後2時に利尻空港着。レンタカーにて島内一周観光。登山口近くの「ファミリーキャンプ場ゆーに」のロッジ泊。
早朝、レンタカーで登山口に移動。

ロングコースと言うこともあり、早朝323分に登山口スタート。まだ日の出前も十分に明るい。
花は期待していなかったが、岐阜の山でもおなじみのツバメオモト、ヒメイチゲが登山道脇に。
さらに、ザゼンソウ、オオバナノエンレイソウが次々と。特にオオバナノエンレイソウの群生にはびっくり。林の中一面ですね。
5合目あたりからはお向かいの礼文島も見えてきましたよ。暑いけれど、花と展望であまり疲れを感じません。
8合目の尾根に出ていよいよ利尻山の山頂が見えてきました。かっこいいですね。残雪が絶妙のコントラストで美しい。でもまだ遠いね。
避難小屋を過ぎると初めての雪渓歩きだ。涼しい風が来て気持ちがいい。

うれしい、エゾノハクサンイチゲが咲き出している!ハクサンイチゲは可憐で好きな花です。
また、エゾエンゴサクがいっぱいだ。あんな鮮やかな色のエンゴサクは初めて見た。北海道特有のものなのか。

9合目からは結構怖い登山道を通って山頂へ。山頂からは360度の眺め! とはいいながら島の周りは海ばかり。
礼文島がうっすらと。北海道本土もうっすらと。サハリンは見えないよね。でも、気持ちがいいね。あこがれの山の山頂だ。
そうそう、山頂直下の崖っぷちにツクモグサが。こんなところで見られるなんて、びっくりだ。ちょっと疲れて食欲がないが冷やし中華がおいしい。

我々が一番乗りかと思ったが、避難小屋泊の人とはすれ違ったし、山頂には千葉からの人が。
下山中にはたくさんの登山者に会いましたね。さすがに人気の山です。

利尻山はきつかったが、快晴に恵まれて楽しい山歩きができました。もう少し遅い時期だと、もっと高山植物が見られたでしょうが、
あんなに多くのオオバナノエンレイソウやエゾノハクサンイチゲが見られたし、よかったですね

14時に下山後、高山植物展示園でレブンウスユキソウなどを見て。福ちゃん、ジオンさんはペシ岬へ。我々は足湯につかりに。

16時発フェリーで礼文島に渡り、民宿「海憧」さんのお迎えで船泊の宿に。
ウニを初めおいしい海の幸の夕食をいただき、ゆっくり休めました。長い1日でした。

 【3:20 P.利尻北麓野営場】
2時半起床で、行動開始。ヘッドライトがなくても歩ける。
登山口には、自然破壊をしないよう、靴底の土を洗う所。
携帯トイレ(1つ400円)持参でのマナーが勧められている。
 【3:40 甘露泉水 @3合目】13:35

ヒメイチゲ・ツバメオモト・オオバナノエンレイソウ・ザゼンソウの群落が続く
【4:25 A4合目・野鳥の森】

ダケカンバの木がほとんど。これはちょっと驚き

【5:10 B5合目・雷鳥の道標】
海岸線及び礼文島がよく見える。利尻空港の方であるが、動きは少ない


5:25 ハンノキが目立つ。ギョウジャニンニクも多い

5:28

5:28 ペシ岬も見えだす

5:29 空が青い。という事は、暑いんですよね。風が欲しい
 【5:40 C6合目・第一見晴台】


歩いてきたコースが見下ろせる

5:46 ハイマツ帯。760mで本州の2,500m級に匹敵する

5:52

 【6:10 E7合目・胸突き八丁】

6:30
 【7:00 F第二見晴台】



7:20
 【7:25 G8合目・長官山】

【7:45 H避難小屋】
振り返る

7:54 雪渓を少し歩く

風もなく、やたら暑い。例のごとく、バンダナに雪を入れ、アイスノンに。あ〜気持ちいい
【8:15 山頂を見ながら、急登のザレ場始まる】

ジオンさんは、この時間、すでに山頂に立つ。
靴の調子が悪く、足が痛く、中々足が上がらない。他の皆さんには迷惑掛けっぱなし
【8:20 ハクサンイチゲが咲き始め】

やっと、大好きな花に出会えました。まだ咲き始めですが、またかわいいこと。
 8:30 I9合目


長官山が下にみえてくる
高度を上げると新芽の出てない木や出始めのになる。




8:45 エゾエンゴサクの群生で一面青くなる。下りで陽が射しさらに青く輝く

8:55 喉元の赤い鳥がさえずる。
Dolphyさんはシマリスに出会ったそうですが、今回は出会えず

アップ
姫沼や昨日廻ったコースが眼下に


9:05 火山灰と小石の滑りやすい急斜面が山頂まで続く
 

お腹がすき始め、稲荷寿司をほおばる
9:16
9:20 ザレを防ぐ為に、大変な作業をされている。助かってます

9:30 雪は気持ちいいし、滑らないので有り難い


9:43

山頂の皆さんが、「ツクモグサが咲いてるよ」の声に驚く
ザレた斜面に咲いてるじゃない。八ヶ岳にしかないと思ってましたので驚き!!
 9:50 J山頂
野菜ジュースやサラダを食べ下山。3時には下山できそうでほっ。
でも、9合目までの下山が大変です
 【10:10 下山】
キバナシャクナゲを見つけたら、手前に青い花が??
避難小屋まで1時間。やれやれ。
フェリーの入港・出港に汽笛がなる。
 【12:45 B5合目・雷鳥の道標】
この先が、また長い事。4合目・3合目が中々たどり着けない
大好きなダケカンバの中の歩きではあるが、足が重い。
ギョウジャニンニクの匂いが一面にする
オオハナノエンレイソウ・ザゼンソウ・ツバメオモトが相変わらず多い(お腹いっぱいに)
【14:30 下山〜    15:10 足湯】
 【14:40−15:00 高山植物園 見学〜15:10=15:30 ペシ岬〜15:35=15:50 フェリー乗り場】
温泉の近くに高山植物園。ジオンさんと福ちゃんは元気で、見学に。
コマクサやウスユキソウが似た花が寄せてあり、違いがよくわかったと、喜びの声

長さんと二人寝ころんで待つ。時間があるので温泉に入りたい所であるが、足湯でがまん。
さらに、ジオンさん、ペシ岬の展望台へ (脱帽!!)
 【15:50 フェリー乗り場 16:00=16:40 フェリーで礼文島に】
レンタカーを返し、利尻ともお別れ。翌日もずっと山容を眺める事になりましたが
 【16:00=16:40 フェリーで礼文島に〜17:00 「海憧」さんのお迎えで宿に〜
17:20 「海憧」着〜チェックイン〜お風呂〜18:00=19:00 夕食〜】
獲れたてのうに。ほっけ焼き、つぶ貝・タラバガニ等魚づくし
19:00=19:30 浜辺散策
夕陽がきれい。海岸歩きも気持ちいい。綺麗だし、生臭くない。潮風がさわやか
 【穴あき貝】
ヒトデが貝のエキスを食べる為に、分泌液で貝を溶かした跡が穴になったという事です

自転車を借り、明日の食料調達し、今晩もぐっすり眠れました。

明日の快晴を約束された様な満天の星空でした