2014,10,03, Friday
かんまん部屋の風呂はずっと薪焚きです。主に、伐採した柑橘の樹の、ちょうど良い太さの枝を小切って貯めて、薪にしてきました。
大変体が温まり、気持ちのよいものです。この点は、かんまん部屋への宿泊者にも好評でした。 けれどいかんせん、準備に時間がかかります。当月から(わ)の勤務が始まるので、それがネックでした。早寝習慣の身についている子どもたちにも、夕食前後の時間帯に、すんなり入浴させてやりたいものです。そこへ「天日(太陽熱温水器)をつけようか」、9月も半ばを過ぎて、そんなアイデアが急浮上しました。 Mちゃん宅に(わ)が立ち寄ったときのこと。この話をすると、ちょうどその場に居合わせたKさんが、「その工事、俺が受け持ってやる」、自宅で利用している天日も自身で取り付けたのだとか。しかも「知り合いが天日を取り扱っている」とのことで、問い合わせると、たまたま在庫が一つあるようです。 日を改めて、かんまん部屋の現地確認。離れの屋根上にパネル(集熱板)と貯湯タンクを設置することを決め、その場で製品仕入れの段取りと、取り付け工事の日程を確認。なんと、(わ)の勤務開始に間に合いそう! 工事前日、Kさんが製品を運び込む 工事開始! 離れ最上階への出入り口も活用 そしてこの日、ついにかんまん部屋で天日温水を初利用。天気にも恵まれ、熱々のお湯が浴槽に流れ込みます。薪焚きは一切必要ありませんでした。 取り付け工事は僕も加わって、二人がかりで1日半。初日に大方は完了し、その夜はKさん、Mちゃん、ご家族みんなを招待して、囲炉裏でシシ肉BBQ。気持ちよく汗をかいた日の食事は、またこの上ないものです。不必要なことはあまりしゃべらず、黙々と作業を進めていくKさんのその日の様子も、愉しい会話のタネになり、酒も美味しく進みます。 聞くと、「(三世代そろって)こうやってみんなで出かけるのは初めて」とのこと。それがかんまん部屋であったことを、幸福に思います。天日設置までの流れを振り返っても、僕たちはなんとも運が好い。 シシ肉はあまり食べたことがないというKさん 大変お世話になりました。そして、愉しい夜をどうもありがとうございます。まだ何者でもない僕たちには、恩返しのあてもありませんが、これからもどうぞ、仲よくして下さいませ。 (ゆ) |
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