2016,03,27, Sunday
ひょんなところから、僕のもとに、ある地図が舞い込んできました。1~8号機の地点が記入され、「荷揚げ場」「輸送路」「変電施設用地」「送電線」などの書き込みがあります。おそらく、西予市に計画のある、大規模風力発電事業に関連する図面で、巨大風車の建設予定地が示されたものでしょう。
多くの人が初めて計画を知らされたのが2014年6月のこと。それから1年余りが経って、地区住民の運動で巨大風車の建設予定地が変更されることになりました。 この図面が、想像するように巨大風車の建設予定地を示しているのなら、当初計画よりも、明浜のほとんどの子どもたちが通う小学校・中学校、もちろん家屋群にも、より近い地点が新たに含まれます。宇和町の野田地区、久枝地区にも同様のことが言えます。しかも複数の巨大風車が集中的に建ち並びます。 風車から発せられる低周波音と健康被害との因果関係は、現時点では科学的根拠はない、とされています。けれど実際に、被害者が出ています。科学的根拠がない、ということは、どんな影響があるのかも分からない、ということでもあり、子どもたちが大きくなって、急に症状を訴えだすこともあるのかもしれません。 もとより距離の短い宇和町山田地区を含め、各地区住民、みんな考えてみてほしいな。この方式での、これだけ大規模な開発をともなう発電が、本当に有用なのか、社会で必要とされているものなのか、それも合わせて。少しのシミュレーションで、案外すぐ察しが付くものですから。 (ゆ) |
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