2014,11,18, Tuesday
この日は子どもたちが通う保育所の親子遠足。うちからは(う)と僕の二人で参加です。年長とその一つ下の2組の子どもたちに、それぞれの保護者が伴ってマイクロバスで出かけるわけですが、それ以外の年下の子どもたちは、保育所で過ごします。
向かうは松山空港、NHK松山放送局、そして愛媛県立とべ動物園。朝から出かけるとはいえ、なかなかハードなスケジュール。バスでは唄を歌ったり、保育所の先生たちも加わってクイズを出し合ったりして、時間も忘れてにぎやかに過ごしていましたが、松山で車の混みあう時間帯に差し掛かってしまい、最初の見学先に予定していた松山空港は残念、見送りに。 というわけで、まずは松山放送局で、地方版ワイドショーの放映で使われるスタジオなどを見学。高額なテレビカメラに気をかけながら、ニュース読みや特殊撮影を親子で体験して楽しみます。 次の動物園では、すぐお昼ごはんの時間。ペンギン、ライオン、南米の小さい猿など、気の魅かれる動物の前で足踏みしつつ、乗り物で遊びたい子どもたちのはやる気持ちをなだめつつ、お弁当を広げます。 気になるのはみんなのお弁当の中身。大人気の妖怪ウォッチのキャラクターが目立ちます。どこかでコツを学べるのでしょうか、みんな手が込んでいて、目を見張ります。よく出来てるなぁ。そこまでのことをしてやれなかった僕たちのシンプルな弁当と見比べて、(う)は少しさみしい思いをしたでしょうか。最初はみんなに交じってレジャーシートに座っていましたが、すぐ隣のベンチに座る僕の方へすり寄ってきて、ひざの上で一緒に食べ始めました。そしてまた戻っていきました。 こういう、拠り所の見当たらない感情って、あるよね。キャラクターの弁当にしてほしい、ということでは決してないようで、僕の弁当箱から一つ、(う)の大好きな玉子焼きをあげるとにっこりして、その笑顔は、宝物だ。 ごはんの後は、動物スタンプラリーを駆け足で巡り、少し時間は押していましたが、せっかくだからと、一度あきらめた松山空港へ向かうことを満場一致で決定、送迎デッキで飛行機の離着陸を眺めます。けれどそんなことよりも、子どもたちにはだだっ広い屋上空間の方が楽しいみたい。元気よく走り回っています。なんとか気を引かせようとする大人たちは、「みてみてー!」と、飛行機の荷室から出てくる、預け荷物の運び出しにまで注目します。面白いな、ははは。 本当にあっという間の一日。帰りのバスに揺られながら、みるみるうちに、あたりは薄暗くなっていきます。保護者にとっても、お互いを知りあう好い機会だと思います。小さな保育所らしい、みんな当事者という雰囲気で、僕も気持ちよく過ごしました。 「オレも(ゆ)と一緒に行きたいんてや!」と、朝は不機嫌だった(す)でしたが、年上のいない保育所で、同年児とともにリーダー格に成り上がり、それはそれで上手くいかないこともあったようですが、のびのび過ごしてきたようです。迎えに行った(わ)とともに、ご機嫌に保育所から帰ってきました。 帰ってから慌ただしく用意した晩ごはんでしたが、みんなで一緒に、夜はいつも通りに過しました。(う)と(す)はお互いの自慢話を披露し合っています。いつも通りだ。 (ゆ) |
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