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まつりごっこ
 この年の秋祭りも、僕は牛鬼組に加えてもらいました。
 本番前日のこの日、夕方の肩合わせからは、2日後の後片づけが終るまで、他のことにはとても手をつけられない状況が続きます。でもそれまでのわずかな時間は、まだ余裕があります。牛鬼組のほかのみんなにお願いして、午前中だけ準備作業を抜け出してきました。保育所の子どもたちがおこなう『まつりごっこ』を観に行くために。


記念撮影。(ま)はあっちこっちうろちょろ。


一斉にシャッターを切るお母さんたち。


 保育所から、はっぴ姿の子どもたちが、道々を練り歩いていきます。所どころで停まっては、みんなで掛け声を大声で放ちます。広場では、練習してきたダンスを音楽に合わせて披露します。
 ついこの間、運動会が終ったばかり。けれどしっかり練習を積んだことがよく分かります。この陽ざしの中、決して短くないこの距離を、道具を抱えて歩くのも大変だったことでしょう。けれどその姿を見るために、大人たちは祭り準備の手を休め、職場や家の窓から顔を出し、年寄りは運動がてら外へ出て、文字通り地域が見守る場が出来あがります。そういう時間というのは、子どもにとって、どういうものなのだろう。全く異なる雰囲気の中で育った僕や(わ)には、経験のないことです。


牛鬼の(う)。


神輿の(す)。


見守る地域住民に声をかけてもらいながら、
車に気をつけながら、道を練り歩いていきます。



ときどきこうやって首を突っ込んで、
みんなで大声で掛け声を放つ。


 おつかれさん。このところは、祭りの準備で疲労困憊、本番をどう乗り切るか、なんてことばかりだったけど、ふと、常々とした気分を取り戻しました。
 午後も、みんな頑張ってね。(う)などは張り切って、すっかりスタミナ切れといった感じだったけど、一日が過ぎれば、やり切っているというもの。それは秋祭りの本番が、まさにそういうものなんだよ。


格好は一丁前でも、さすがに歩ききれない(ま)は、ベビーカーで移動。



(ゆ)
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