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アッシシ
 (す)はときどき保育所を休みたがります。何故か、ということは、それとなく問いかけます。
 この日の理由は、僕なりに納得できました。ちょうど雨降りで自宅仕事にかかるので、聞き分けのあるこの子なら、何とかなるだろう。保育所の担任に訳を伝えて、(ま)だけ預けて、(す)は僕と一緒に過ごさせることにしました。

 でもやっぱり、ほったらかしになりがちなもの。屋内でダラダラさせてしまいます。これでは保育にならないなぁ、と横目をくべていたら、昼下がりから上天気に変わってきました。
 「このあと散歩に行こうか」「うん」と会話して、ふと思いついて、「(ま)のお迎え、歩いていこうか」「うん」、、、事態を理解しているのか、生返事でも、とにかく約束しました。


大早津でひと休憩


 かんまん部屋から子どもたちを預かってもらっている保育所まで、6~7kmくらいの道のりだろうと思います。
 リアス式海岸に沿った国道を、収穫の進むみかん山を見上げたり、透きとおった海をのぞき込んだり、すぐ離れちゃう。僕よりも気が散漫で、うらやましい。大声で呼び止められて、駆けてくる。その繰り返し。日陰の風は冷たいな、センダングサの種は手ごわいぞ。保育所に着くときには、拾った小銭が252円にもなって、疲れた表情でも気分はウハウハ。


バスを待つのも楽しみなもの。日が短くなったなぁ


 帰りは3人で路線バスを利用しました。1時間に1本。あっという間に過ぎ去っていくさっきの景色は、別世界のように暮れていきます。
 一緒にお風呂に入って、布団に潜り込むと、すぐに寝落ちてしまいました。そりゃそうだよね、おつかれさん、おやすみ。なかなか、僕は楽しかったよ。


(ゆ)
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