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水俣病事件に出会う人たち ~スケッチ編
 水俣にいるあいだに、少しスケッチもとりました。



 集合場所の公民館に、初日は少し早く着いたので、近くを散歩して過ごしました。この辺りは、まっすぐな道がほとんどなく、水溝が路地に寄り添っているようでした。同じような景色を見たことがあるなぁ、と思いながら描いていました。




 こちらも公民館近く。時間が無くなって、尻切れに。しかもスケール感が間違っていて、やっぱり久しぶりに手を動かすのでは、ダメなんだなぁ。

 2日目の水俣まち案内、大崎からの景色。





 ここから見えるところでは、全域で水俣病が出ているのだそうです。海の向こうには天草や長島が見えます。
 長島には、風力発電の巨大風車が建っていました。天草には、掘削された跡が見えます。水俣湾を埋め立てるときの土砂はここから掘削されたものなのだそうです。そして現在は、辺野古に運ばれる予定の土砂が掘削されているのだとか。
 水俣病事件のことを知りたくなってやってきたこの場所から見えるこの景色。環境正義の視点から、なんという場所なのだろうと、ショックを受けました。




 茂道の堤防に、小屋が作られていました。中には、上がりの座敷や、バーベキューのできるように長椅子が置かれていて、素敵だと思いました。米代わりに魚を食べた、そういう暮らしがあって、こういうオープンな場所で水俣病が発生したのだと思うと、どうしたらいいのか、分からなくなる。




 子どもの頃に「河童の森」と呼んでいた場所があると聞いて、宿泊所から歩いて行けそうだったので、朝の散歩に出かけてきました。『冷水(ひやすじ)の森』という水源でした。教えてくれた人が「小さい頃は、本当に河童がいると思っていた」と言っていましたが、ここには本当にいるんじゃないかと思いました。



 このクスノキは、ご神木でしょうね。

 次の3つはおまけ。学生の頃から、講義や講演を聴いているときに、話す人の顔を描き留める癖があります。



 鬼頭先生。



 緒方正人さん。



 村上文世さん。


(ゆ)
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