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ストレスケア研究会
 ネパールで〝ストリートチルドレン〟と呼ばれる少年たちと交流を重ねたのは、もう10年以上も前のこと。大変な政情不安の時期で、銃を持った青色や緑色を基調とした迷彩服姿の人を、街なかの多くの場所で見かける、そんなときでした。
 そんな中、僕はのん気にスケッチブックを携えて、歩き回ってはスケッチをとって過ごしていました。散策中に出会った少年たちやスラムの住人たちに関心を持って、彼らのことを記録して残しておきました

 ストリートチルドレンのことをしゃべってほしい。面識ができてからまだ間もないけれど、お互いの取り組みに関心を寄せている友人から依頼がありました。『ストレスケア研究会』という、聞くと、もう10年以上も続いている自主勉強会での講師役としてなのだとか。
 ネパールでの滞在は、シャプラニール=市民による海外協力の会でインターンしていたときの、海外研修という位置づけで過ごした時間。レポートも書いたし、これまでにも何度も話題にする機会がありました。伝えられることははっきりしているようだけど、専門分野の異なる人たちが集う、僕としては初めての機会なので、久しぶりにレポートや当時の日記を読み返してみました。


この雰囲気、思い出すなぁ


ホームステイ先近くの寺院


この場所には、どういうルートで行ったのかも分からない


 うーん、思いのほか忘れていることが多いものです。何より、当時はダイアグラムで示して整理するのに、執着とも言えるようなこだわりを持っていたことが懐かしく、いまならもう少し良い図が描けそうだ、なんてむずがゆい思いもしながらも、また新鮮。
 長くしゃべることもできそうだけど、40分くらいの内容にまとめて臨むことにしました。質疑応答や意見交換の時間をたっぷりとる構成です。


たばこ売りのおじさん。ずっと、こうしている


ラザとクマル


バブルー


 これまでなかったような質問もあり、何より、さすがに月1回の定例会が自主的に10年以上も続いている勉強会の雰囲気は心地よく、刺激的でした。そのあとの懇親会にも参加させてもらいましたが、専門分野にずっと携わってきている人たちの会話は、訳が分からずとも、何とはなしに、楽しい。
 平日の夕方という時間帯はなかなか難しいものがあるのですが、今度は参加者として、会に出席したいと素直に思います。誘ってくれてどうもありがとうございます。本当に、よい機会でした。


滞在中に開催されたイベントチラシのために、僕が描いたイラスト



(ゆ)
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