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2014,10,12, Sunday
久しぶりに、かんまん部屋でキャンドルナイトをやりました。何かイベントのような趣は特になく、かんまん部屋では、ふとそんな気分になった夜に、電気を消して、ロウソクを灯します。
 「暗い方がいい」、揺らめく光の中で、心地よさそうにお喋りするOさん この日のお客さんは、出会ってまだ間もないOさん。今年の収穫を手伝ってくれる人を探しているときに、Kさんの紹介で知り合いました。先日、ご挨拶に彼の住居を訪問したところ、今度は明浜に来たいと連絡をくれました。環境問題や健康のこと、身体のことなどの知識が豊富で、実践的な暮らしを送っています。僕たちも、まあまあ省エネな暮らしをしているつもりですが、話を聞くと、段違いのレベルに驚きかえりました。 僕たちと同じIターン者で、移住してもう数年になのだとか。奇しくもOさんのところでも、僕たちの狩江地区と同じ問題に直面していて、その状況についても詳しく話を聞きました。けれど彼の知識と意志の強さが、空回りするようなところもあるようです。どこで良しとするか、というような考えに立つような生き方ではありませんから、彼からすれば、それは大変なことです。  なぜか寝つけず、わけわからなくなって、戸にめちゃくちゃ落書きする（す）  次の日の朝。子どもたちは警戒心全くなし そういった話ばかりでなく、いろんな話をするうちに、さほど遅くない時間から火をつけたロウソクが、すっかり小さくなりました。あっという間という感じでした。 次の日、子どもたちをたっぷり構ってくれた彼を見送って戻る道すがら、「久しぶりに『変』な人に会ったね」、思わずこんな言葉が口をつきました。「近くにこんな人がいたなんて、全然知らなかったね」、僕も（わ）も二人とも、不思議な体験をしたような気分でした。 （ゆ） |
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