1 M/B:DFI Lanparty nF4 SLI-DR Expert
BIOS設定 知識
Lost Circuits より引用: http://www.lostcircuits.com/
抜粋 http://www.dfi-street.com/forum/
1. FSB/HTT Frequency Ratio
FSB ≒ HTT
Front Side Bus ( FSB )周波数は A64 の HyperTransport Bus ( HTT )周波数とほぼ同じ、FSBはチップセットがCPU、バス、メモリーを担っているがHTTはメモリーコントローラがCPUに内蔵されている。
2. LDT/FSB Frequency Ratio
HTT x LDT = HyperTransport BUS 周波数
HTT ≒ FSB です。 LDT ( Lightning Data Transport )は HTT 倍率
普通 200 ( HTT ) x 5 ( LDT ) = 1000 ( HTT 周波数)
DFI nF4 LANPARTY マザーは HTT/LDT 倍率を周波数に合わせて自動調整する。
3. CPU/FSB Frequency Ratio
CPU 倍率 HTT/FSB 周波数が倍加されて CPU 周波数になる
DRAM 周波数 x RAM Divider (分割者) = CPU 周波数
Divider(分割者) は整数
200 x 10 /10= 200MHz
200 x 10.5 /10.5の場合切り上げ て 200*11 / 11 = 190MHz (実際のメモリ周波数)
4. CPU VID StartUp Value
CPU の電圧
5.CPU VID Control
Vcoreの意味で、 CPU の電圧設定です。
6.CPU VID Special Control
通常の Vcoreの電圧をさらに上げるために使用するもの。
CPU VID Control の値× CPU VID Special Control値=実際の Vcore電圧
CPU VID Control = 1.50
CPU VID Special = 110%
1.50 x 110% = 1.65V
CPU Vcore は 1.65V となる。
7.Chipset Voltage Control
チップセット電圧です。定格電圧は 1.5V ですが、活入れして動作させると安定性が増すかもしれない。
8. AGP Voltage Control
AGP スロットの電圧です。GPUの電圧が上がり 3D ベンチマークやゲームにおける安定性を増すこともある。
9. AGP Frequency / PCI-E Frequency
AGP/PCIe スロットの周波数。GPUの克入れにはよいがあまりいじると危険。
10.Dram Voltage Control( Vdimm )
メモリ電圧です。一般に高いと安定する
11.K8 Cool 'n' Quiet Support
システムのアイドルの間、 Vcore と CPU 倍率が自動的に下がる。 オーバークロックする場合は無効にしたほうが良い。
12.FSB Frequency Ratio
メモリ倍率オプション
100(Mhz)(1/2) 、 120(Mhz)(3/5) 、 133(Mhz)(2/3) 、 140(Mhz)(7/10) 、 150(Mhz)(3/4) 、 166(Mhz)(5/6) 、 180(Mhz)(9/10) 、 200(Mhz)(1/1)
例
FSB = 270
CPU 倍率 = 10
DRAM/FSB 比 = 5:6 → 6:5 にする( FSB/DRAM 比)
メモリ周波数 = ( FSB x CPU 倍率 ) / ( CPU 倍率 x FSB/DRAM 比 )
= ( 270 x10 ) / (10 x 6/5 )
6/5 = 1.2
10 x 1.2
10 x 1.2 =12 【切り上げ】
メモリ周波数 = ( 270 x 10 ) /12
メモリ周波数 = 225Mhz
メモリー設定
DFI の推奨設定: 200(Mhz)(1/1)
倍率 クロック表
MHz |
1/2 |
3/5 |
2/3 |
7/10 |
3/4 |
5/6 |
9/10 |
10/10 |
200 |
100 |
120 |
133 |
140 |
150 |
166 |
180 |
200 |
205 |
102.5 |
123 |
136 |
143.5 |
153.8 |
170 |
184.5 |
205 |
210 |
105 |
126 |
140 |
147 |
157.5 |
175 |
189 |
210 |
215 |
107.5 |
129 |
143 |
150.5 |
161.3 |
179 |
193.5 |
215 |
220 |
110 |
132 |
146 |
154 |
165 |
183 |
198 |
220 |
225 |
112.5 |
135 |
150 |
157.5 |
168.8 |
187 |
202.5 |
225 |
230 |
115 |
138 |
153 |
161 |
172.5 |
191 |
207 |
230 |
235 |
117.5 |
141 |
156 |
164.5 |
176.3 |
195 |
211.5 |
235 |
240 |
120 |
144 |
160 |
168 |
180 |
200 |
216 |
240 |
245 |
122.5 |
147 |
163 |
171.5 |
183.8 |
204 |
220.5 |
245 |
250 |
125 |
150 |
166 |
175 |
187.5 |
208 |
225 |
250 |
255 |
127.5 |
153 |
170 |
178.5 |
191.3 |
212 |
229.5 |
255 |
260 |
130 |
156 |
173 |
182 |
195 |
216 |
234 |
260 |
265 |
132.5 |
159 |
176 |
185.5 |
198.8 |
220 |
238.5 |
265 |
270 |
135 |
162 |
180 |
189 |
202.5 |
225 |
243 |
270 |
275 |
137.5 |
165 |
183 |
192.5 |
206.3 |
229 |
247.5 |
275 |
280 |
140 |
168 |
186 |
196 |
210 |
233 |
252 |
280 |
285 |
142.5 |
171 |
190 |
199.5 |
213.8 |
237 |
256.5 |
285 |
290 |
145 |
174 |
193 |
203 |
217.5 |
241 |
261 |
290 |
295 |
147.5 |
177 |
196 |
206.5 |
221.3 |
245 |
265.5 |
295 |
300 |
150 |
180 |
200 |
210 |
225 |
250 |
270 |
300 |
BIOS:11/02/2005 には3/4がありません
13.Command Per Clock(CPC)
Settings: Auto, Enable(1T), Disable(2T)
バンド幅・安定性に対する影響:大
Command Per Clock ( CPC )は Command Rate と言う。
512MB の RAM モジュール 2 枚を使用する場合 Disable(2T) 設定にするとよい場合がある。
値を小さくすればメモリコントローラは対象のメモリバンクに速くアクセスできる。
@有効は命令遅延を 1 クロック(1T) だけ挿入する。
A無効は 2 クロック、(2T) が挿入される。
B Autoはメモリモジュールの SPD 値を使って命令遅延を決定。
DFI の推奨設定:可能なら常に 1T を有効
14.メモリータイミング
@ tCL- A tRCD- B tPR- C tRAS
14−@ RAM のタイミング設定1項目目
CAS Latency Control ( CL )
Settings = Auto, 1, 1.5, 2, 2.5 3, 3.5, 4, 4.5.
バンド幅に対する影響:小、安定性に対する影響:大
3 -4-4-8@275MHz ならば 3 という数字になる。
CL を 2 に設定すると最高利得が得られる。
3 では通常の場合安定性重視になる。
注意: Winbond BH-5/6 は 3 に設定なし。
CAS は命令を受けとってから実際に実行するまでの時間をサイクル単位( 2 、 2.5 、 3 )で表したもの
低く設定すると安定が増す。
14−A RAM のタイミング設定の2項目目
RAS# to CAS# Delay(tRCD)
Settings = Auto, 0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7.
バンド幅・安定性に対する影響:大
3- 4 -4-8@275MHz ならば 4 という数字になる。
DFI の推奨設定: 2-5 。 2 に設定すると最高のパフォーマンス
4-5 はオーバークロックに最適
5 は高すぎで危険
上等でない RAM では 2 に設定できない
14−B RAM のタイミング設定の3項目目
Row Precharge Timing(tRP)
Settings = Auto, 0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7
バンド幅・安定性に対する影響:大
3-4- 4 -8@275MHz と記された RAM ならば二つめの 4 という数字
RAS Precharge Time ( tRP )を制御
パフォーマンスを増進させる場合は tRP を 2T に下げる
tRP を減らしたことによって不安定になったのなら 3T や 4T に増やす。
DFI の推奨設定: 2-4 。 2 に設定すると最高のパフォーマンス
4-5 はオーバークロックに最適
5 は高すぎで危険
14−C RAM のタイミング設定の4項目目
Min RAS# Active Timing(tRAS)
Settings = Auto, 00, 01, 02, 03, 04, 05, 06, 07, 08, 09, 10, 11, 12, 13, 14, 15.
3-4-4- 8 @275MHzならば 8 という数字になる。
バンド幅;安定性に対する影響:小
メモリバンクの最小 Row Active Time ( tRAS )を制御
DFI の推奨設定: 00 、あるいは 05-10 の間の値のみを使用
15.Row Cycle Time(tRC)
Settings = Auto, 7-22 in 1.0 increments
バンド幅・安定性に対する影響:大
DFI の推奨設定: 7 に設定すると最高のパフォーマンス
15-17 は安定性重視やオーバークロックに最適
22 は大きすぎ
16 に設定し、徐々に値を下げていく
7 はほとんどの平均的な RAM に対して厳しすぎ
16.Row Refresh Cycle Time(tRFC)
Settings = Auto, 9-24 in 1.0 increments.
バンド幅・安定性に対する影響:大
DFI の推奨設定:通常の場合 9 は使用不能
10 に設定すると最高のパフォーマンスが得られる
17-19 は安定性重視やオーバークロックに最適
19 は大きすぎ
17 に設定して徐々に値を下げていく
tRC よりも 2-4 クロック高く設定することで安定
17.Row to Row Delay(also called RAS to RAS delay)(tRRD)
Settings = Auto, 0-7 in 1.0 increments.
バンド幅・安定性に対する影響:小
DFI の推奨設定: 00 に設定すると最高のパフォーマンス
4 に設定することは安定性重視やオーバークロックに最適
2 に設定することが最善でしょう。
00 という設定で も260MHz という周波数で稼働できるかもしれない
18.Write Recovery Time(tWR)
Settings = Auto, 2, 3.
バンド幅・安定性に対する影響:小
DDR200 や DDR266 メモリモジュールを使う場合は 2
DDR333 や DDR400 メモリモジュールなら 3 に設定する
DFI の推奨設定: 2 に設定すると最高のパフォーマンス
3 に設定することは安定性重視でオーバークロックに最適
19.Write to Read Delay(tWTR)
Settings: Auto, 1, 2
バンド幅・安定性に対する影響:小
DDR266 や DDR333 のメモリモジュールを使う場合は1 に設定
DDR400 のメモリモジュールでも 1 に設定するが不安定性なとき 2 に設定
DFI の推奨設定: 1 に設定することで最高のパフォーマンス
2に設定することは安定性重視やオーバークロックに最適
20.Read to Write Delay(tRTW)
Settings = Auto, 1-8 in 1.0 increments.
バンド幅・安定性に対する影響:小
DFI の推奨設定: 1 に設定することで最高のパフォーマンス
4に設定することは安定性重視やオーバークロックに最適
1 に設定し不安定になるようならば 2 に設定
21.Refresh Period(tREF)
Settings = Auto, 0032-4708 (不連続で間隔も不定です)
バンド幅・安定性に対する影響:小
1552= 100mhz(?.?us)
2064= 133mhz(?.?us)
2592= 166mhz(?.?us)
3120= 200mhz(?.?us) ( BH-5,6 を 250MHz で使う場合の最適設定のようです)
---------------------
3632= 100mhz(?.?us)
4128= 133mhz(?.?us)
4672= 166mhz(?.?us)
0064= 200mhz(?.?us)
---------------------
0776= 100mhz(?.?us)
1032= 133mhz(?.?us)
1296= 166mhz(?.?us)
1560= 200mhz(?.?us)
---------------------
1816= 100mhz(?.?us)
2064= 133mhz(?.?us)
2336= 166mhz(?.?us)
0032= 200mhz(?.?us)
---------------------
0388= 100mhz(15.6us)
0516= 133mhz(15.6us)
0648= 166mhz(15.6us)
0780= 200mhz(15.6us)
---------------------
0908= 100mhz(7.8us)
1032= 133mhz(7.8us)
1168= 166mhz(7.8us)
0016= 200mhz(7.8us)
---------------------
1536= 100mhz(3.9us)
2048= 133mhz(3.9us)
2560= 166mhz(3.9us)
3072= 200mhz(3.9us)
---------------------
3684= 100mhz(1.95us)
4196= 133mhz(1.95us)
4708= 166mhz(1.95us)
0128= 200mhz(1.95us)
DFI の推奨設定: 15.6us や 3.9us の設定にすれば満足に動く
1.95us 設定ではバンド幅が狭くなる
「 3120 」つまり、「 200mhz(?.?us) 」を設定すると、パフォーマンスと安定性のバランスが一番よくなる
22.Write CAS# Latency(tWCL)
Settings = Auto, 1-8
安定性に対する影響:大、バンド幅に対する影響:不明
DFI の推奨設定:Auto や 1 に設定
5 という設定はあらゆるメーカー・サイズ・速度のメモリに対して有効
23.DRAM Bank Interleave
バンド幅・安定性に対する影響:大
DFI の推奨設定:可能なら常に有効
無効にすると安定性あがる
24.DQS Skew Control
Settings = Auto, Increase Skew, Decrease Skew
バンド幅・安定性に対する影響:小
DFI の推奨設定:パフォーマンスを上げたいなら「 Increase 」
安定性重視ならば「 Decrease 」に設定
25.DQS Skew Value
Settings = Auto, 0-255 in 1.0 increments.
バンド幅・安定性に対する影響:小
DFI の推奨設定:それほどシビアなタイミングは要求されません。
「 Increase Skew 」設定とともに 50-255 の間の数値で試めす
26.DRAM Drive Strength
Settings = Auto, 1-8 in 1.0 increments.
安定性に対する影響:大
DFI の推奨設定
TCCD を使う場合は通常、 3 、 5 、 7 設定がオーバークロックに適している
VX や新型の BH Gold 、その他 OCZ のモジュールを使う場合は 8 や 6 を試す
27.DRAM Data Drive Strength
Settings = Levels 1-4 in 1.0 increments.
安定性に対する影響:大
DFI の推奨設定: CPC を有効にした場合 Level1 か Level3 を使うことが推奨
CPC を有効にして、さらに Level4 に設定
28.Max Async Latency
Settings = Auto, 0-15 in 1.0 increments.
バンド幅・安定性に対する影響:小
DFI の推奨設定: 7ns がデフォルト
29.Read Preamble Time
Settings = Auto, 2.0-9.5 nanoseconds, in 0.5 increments.
バンド幅・安定性に対する影響:小
DFI の推奨設定: Auto に設定するとデフォルトでは 5.0ns
30.Idle Cycle Limit
Settings = Auto, 0-256 in varied increments.
バンド幅に対する影響:小
安定性に対する影響 :大
DFI の推奨設定: Auto にすると 256 クロックに設定
上等な RAM なら 16-32 クロック
31.Dynamic Counter
Settings = Auto, Enable, Disable.
バンド幅・安定性に対する影響:小
だが場合によっては大
DFI の推奨設定: Auto に設定すると通常は無効
32.R/W Queue Bypass
Settings = Auto, 2x, 4x, 8x, 16x.
バンド幅・安定性に対する影響:小
DFI の推奨設定: 16x がデフォルト
不安定になったのならば 8x 、いや OC を極めるためには 2x や 4x 設定
33.Bypass Max
Settings = Auto, 0x-7x in 1.0 increments.
バンド幅・安定性に対する影響:小
DFI の推奨設定:デフォルトは 7x
安定性を最大限に高めるために 4x-7x の設定を推奨
7x まで上げる
34. Byte Granulation
Settings = Auto, Disable (8burst), Enable (4burst).
バンド幅に対する影響:小
安定性に対する影響 :大
DFI の推奨設定: Auto に設定すると Disable (8burst)
高いバンド幅のためには Disable (8burst) を試す
安定性を重視するなら Enable (4burst)
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