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新婚チキンその2 〜お好ましくない焼き編
 先日、コルカタに来て初めて作ったにも関わらずベンガルの友人たちにも好評だったので気分をよくしているのと、残っている食材を使い切るのにちょうど良いので気に入っている料理が、日本風のお好み焼きです。

 日本風のお好み焼きを作るにあたって活躍するのが、昨年末に手に入れた山芋です。
 山芋というより、ヤムイモと言った方が良いのでしょうか。詳しくないのでよく分からないのですが、これがとても粘性の強いもので、いかにも天然山芋といった感じがして美味しい。ラージギル産のを10本20ルピー(5本10ルピー×2セット)という、わけの分からない値段でいただきました。しかしこれを、とろろぶっかけだけでいただくのにも少し無理があり、持てあまし始めているところでした。
 そしてもうひとつ、活躍してくれるのが、(わ)が薄力粉と誤って買ってきた米粉です。袋の外からでも感触で分かりそうなものですが、元気よく2袋も持ち帰ってきました。しかしこれがあっさりとした風味に仕上がって、なかなか美味しく出来るのです。
 この二つを水で溶いて種を作り、あとは残った食材から、好きなものを刻んでいれていきます。
 この日もお好み焼きを作ることにしたのは、僕たちとしては「早く遊びに来てくれないかな」と待っていた友人が、若い夫婦でそろって、とうとう遊びに来てくれることになったので、食べさせてみようと思ったのです。

 二人は時間通りにやってきました。朝から軽く掃除をし、頃よく準備を進めておきました。
 お好み焼きには、これも最近手に入ったお餅やモッツァレラチーズも加えてごきげんに焼き上げ、さぁ、いただきましょう! と出したところで、「今日は完全ベジ(ベジタリアン・メニュー)しか食べない日なんだけど、大丈夫?」と聞かれて、(わ)と二人で青ざめました。信仰を大切にする彼女は普段から、決まった曜日にこのように食事を規定します。お好み焼きの材料としては、玉子がアウト。衝撃の断念! 急遽、玉子なしのものを作ってみましたが、これはやはり、食味が大分異なるものになってしまいました。
 肉食も好きだということを知っていたために安心してしまっていました。こういうことは、前の日に必ず確かめなければなりません。カレー風味のお汁とサラダも用意しておいたからまだよかったものの、ここで一年以上暮らしているのに情けないことです。


(ゆ)
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