ちょっと退屈な日々

2008,06,29, Sunday 新婚チキン by : なんち屋 　最近、週末に同僚インド人のお宅訪問の機会が増えました。今週末に遊びに行かせてもらったのは、最近結婚したディバカール君の新居です。 　いわゆるお見合い結婚を5月にし、若い奥さんもオリッサ州からコルカタに最近引っ越してきました。領事館に近いアパートに二人で暮らし始めたというので、（ゆ）とマンゴーぶらさげて遊びにいったわけです。 　初めて会う彼女は大人しいけれど、大きな笑顔の素敵な人。聞いてみれば、なんと私と同じ年でした。大盛りのチキンカレー、お魚フライ、ダール、サラダをたんまりご馳走になり、デザートにはキール（ミルク粥）まで。二人で台所に立って準備をし、並んで座っている間も終始いちゃいちゃしています。 　この日までディバカール君が私によく話していたのは、お見合い結婚の手続きや親戚付き合いがいかに厄介で気苦労が多いかということ、結婚まで2度ほどしか会ったことのない彼女との今後の生活がどうなるのかということなど。そして決まって「やっぱりインドではまだお見合い結婚は多いからね。自分は他に結婚したいという彼女もいないし、これも何かの縁さ。」と言っていたものでした。そんな彼の新婚生活はどのようなものか、ちょっと心配な気持ちもなくはなかったのですが、なんだかなぁ、いちゃいちゃぶりを目の当たりにしてそんな心配も吹っ飛んでしまったのでした。 　若いインド人の友人の間では、強制される、伝統にがんじがらめ、といったイメージが強調されやすい「お見合い結婚」。ですが、やっぱりそれも一面に過ぎないのかもしれないなぁ。チキンで重いお腹を抱えつつ、そんなことを考えていたのでした。 （わ） | ちょっと | comments (0) | trackback (0) |

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