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津々浦々、野々山々 その5
 日本農業経営大学校で専任講師を務めるOさんが、ゼミの学生を連れてやってきてくれました。

 日本農業経営大学校は、次世代の農業経営者を育成することを目的とする民間の教育機関で、学生にも農家の子弟が多いそうです。来場したゼミ生6名も、そのうち5名が実家が農業を営んでいるとのこと。いずれその経営を引き継ぐのだとか。
 そんな人たちがなんち屋を見学して、何か参考になることでもあるのだろうか? けれどOさんの意図は、ちょっと変わっています。

 学生が地元に帰って農業を営むとき、地域づくりを考え、自分たちとは違う立場で農業を志す人たちと向き合う場面がきっと来る。そのときのために、学生の立場である今、実際に新規就農した僕たちの考えや暮らしを目の当たりにしておくことには、必ず意味がある。そんな考えであったようです。素直に感心します。ゼミ学生のあいだには年齢幅があり、また、農業従事を前提に勉強する彼らのような人と会うのは僕にとっても刺激的でした。
 Oさんと面識ができたのは、実はかなり以前のこと。地域づくりインターンの会で僕が学生事務局長を務めていたときに、当時まだ学部生だった彼女が参加してきてくれました。その後、大学研究室の仲間内と一緒に、一度、無茶々園を見学に来てくれたことがありますが、それ以来、9年ぶりの再会。Oさんの近況を知ることもできてよかった。集まり散じて、それぞれの道を歩んでいます。


かんまん部屋を訪問してくれたOさんとゼミ生たち


 このところ、友人やお世話になった人としばらくぶりに連絡を取り直したり、また再会することが相次いでいます。嬉しく、愉快です。またお会いしましょう。それまでお互い、健やかに。


(ゆ)
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