2013,12,20, Friday
この日、最後の箱詰めをおこなって、なんち屋の2013-14年産の温州みかんが終了しました。
就農してから2年半、農薬と肥料に頼らない栽培を目指すべく、基本管理の常識や栽培理念を、丸ごと見直してきました。今年はこれらの経験や技術を、全園地で本格的に取り入れてきましたが、温州みかんは他の柑橘に先んじて最初に収穫する品種です。気持ちの半分は不安を抱えていました。また、9月に入ってからのカメムシ大発生、ミカンサビダニの拡大と、地域農業の厳しさを痛感した年でもありました。 家庭用に、贈答用に注文してくれた皆さんが届けてくれた、食べた感想や、贈り先からの声が、大いに励みになりました。ありがとうございました。 温州みかんはこの地域の主力品種で、成木園を引き継がせてもらえることはなかなかありません。就農したばかりの僕たちは、苗木から育てた成木園地はまだなく、まだまだ十分な収穫量のない期間が続きますが、その分これからも丁寧な手入れを心掛け、好い栽培を目指していきたいと思います。 (ゆ) |
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