ちょっと退屈な日々

2008,08,05, Tuesday 物の見方について by : なんち屋 　勉強しているので多少のベンガル語は分かりますが、それでも普段耳にして得られる情報は、日本にいる時の何分の一にもなりません。 　そこで自然と見ることに気が向くようになりますし、見たものは何だろうと考えることが多いのではないかと思います。でも実は、自分が分かるようにしか見ていないのかもしれません。 　こちらに来てすぐ気づくのは、トイレのドアには内側にも外側にも鍵がついています。2回以上の鍵の開け閉めが必要で不便、それに「使っているときに外から鍵を閉められてしまったらどうしよう」という不安を覚えます。 　ですが本当は“外側の鍵が閉まっている時は誰も使用していないから開けてみてよい”ということだろうと思います。内側の鍵は別に閉めなくてもいい。立て付けが悪くて閉めざるを得ないものも多いですが。 　外から鍵を閉めるような意地悪は誰も思いつきもしないし、当然ノックをするようなマナーもありません。システム以前、マナー以前の示し合わせです。 　これくらいのことは、外国に来て初めて気づくことではなくて、日本にいながら十分育める心意気だろうと、反省します。そういうことは、意外とたくさんあるのかもしれません。 （ゆ） | ちょっと | comments (0) | trackback (0) |

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