2015,06,28, Sunday
みかん山の仕事、かんまん部屋と倉庫との行き来には、お隣さんの敷地を通らせてもらいます。
大人ひとり分の幅の露地を抜けて、このお隣さんの生垣まで出ると、(う)か(す)か、はたまた別の誰かさんか、大きな声が漏れ出している。もう少し近づくと、子どもたちが走り回るドタドタ音を体に感じて、思わずにんまりしてしまう。ああ、そうか、今日はみんなで集まって、久しぶりにピザ・ランチだったけ。汗ばんでボーッとした頭が、とたんにシャンとします。 かんまん部屋では、この場所で暮らしている僕たちも「初めまして」と、玄関で挨拶して始まる交流が少なくありません。いつものメンバーに加え、この日もMちゃんが、新たに仲間の親子を連れてきてくれました。この大所帯でいつも通り、ダッチオーブンのピザに持ち寄りのおかずで、みんなでごはんを楽しみます。 Mちゃんとの交流は、(わ)が中心になっておこなっていた、母子で英会話に親しむ『ごるぽっこ』がきっかけ。(う)がまだヨチヨチ歩きの頃からの、親子ぐるみのお付き合い。でもこの日、小学校に進学したMちゃんのところの姉妹は、地元友だちと遊ぶのだと、ここへはきませんでした。目が離せなかったあの頃からの、月日の経過に思わず感じ入ります。そして母ひとりであっても、同じように新たな仲間を連れてきてくれる、「あそこなら大丈夫」と思ってもらえていることも、素直に嬉しい。 さまざまな家族の在りようを感じさせる、いい時間でした。ランチの後はみんなで、近くの海辺へ行って、たっぷり遊びます。 かんまん部屋でシャワーを浴びて帰ると思っていたのですが、みんなその場で車に乗り込み、それぞれの家に向かった模様。ひと足先に戻っていた僕たちは、挨拶なしの別れになってしまいましたが、またそのうち、会う機会があるでしょう。またね。 (ゆ) |
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