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10月8日 Ballygunj付近
この日はみんなが、ドゥルガー・プージャの最終日と言っている日で、我が家の近くからスタートし、コルカタ内のかなり広い範囲に足をのばしてプージャの様子を見て回りました。その中でも、特にBallygunjと呼ばれる地域でいくつかスケッチをとりました。



これは、我が家から一番近くに立てられているやぐらに入ってスケッチした、ここに祀られているドゥルガー像です。
昨年もいろんなドゥルガー像を見て回りましたが、アニメっぽいものや人形っぽいもの、メタリックなものなど、趣向さまざまなドゥルガー像がありますが、ここのコミュニティのものは像そのものが大変大きく、また細かなところまで丁寧に作られていて、祭りの「楽しさ」というよりも、ドゥルガーを祀ることへの意識が高いのではないかと思います。やぐらそのものはヒンドゥー教寺院をモチーフにしていて、規模も小さくはありません。
スケッチをとっているとやぐらの中にいた子どもらが集まってきて、取り上げたスケッチブックの中に、ここのドゥルガー像だけでなく、このやぐらの建設中のスケッチも見つけて大変喜んでいました。




やぐらは大規模で派手なものばかりではありません。
これはさきほどのやぐらのすぐ近くのものですが、道の角でやぐらもドゥルガー像も小規模に、地味に祀っています。スケッチの木の下にはシヴァリンガが置かれていて、どちらかと言えば、このプージャはそのついでといったくらいのものなのかもしれません。
やぐらの中にはソファーが運び込まれていて、ここでダラダラ過ごす人の様子も、なかなか面白いものです。




ドゥルガー・プージャの時は人通りも多く、また地区々々のコミュニティが一致団結するのでスポンサーがつくことも珍しくはありません。お客さんがたくさん集まる繁華街のやぐらやデザイン性に富んだやぐらの周辺は、看板だらけです。
さきほどのやぐらから少し歩いた裏町にも、やぐらの規模はそう大きくはありませんが、看板がたくさん張り出されていました。商売道具に座り込んで、看板の下でお客さんを待っているリクシャのおじさんもスポンサーの赤いTシャツを着せられていて、なんだか滑稽。(ちなみに、スケッチにはやぐらは描かれていません)




このリクシャのすぐ横を通りかかったとき、お祭りの太鼓が派手に鳴り始めました。これをコミュニティのみんながにこやかに、楽しそうに囲んでいて、いい感じです。太鼓の音に気分も高揚してきます。




我が家でよく利用しているバザールの近くに立てられたやぐらです。モチーフは氷の城といったところでしょうか。かなり大規模で、人もたくさん訪れているようです。
どこのやぐらも、骨組みは竹と紐で組まれています。そして表面は、たいてい布をかぶせているか、あるいは布を貼り付けていて、それに泥を塗っています。意外にもベニヤ板などを使っているものは見かけません。色は塗料を混ぜ込んだ泥を塗りこんで、部分的に後からつけたり、コーティングするのだと思います。このやぐらはその典型的な作り方をしているものです。
そのほかには、仕上げはわらを利用しているものや、ビニール質でてかてかしているようなものもあります。




ここはGolparkというロータリー。景観としては何でもありといった風の場所で、コルカタの不思議な魅力を象徴するような場所のように思います。
交通車両も多く、さまざまな建物や看板が立ち並ぶそのあいだから、ひょっこり小さめのやぐらが見えました。




GolparkからGariahat交差点の西の方へ歩き出しました。
コミュニティとはおそらく関係がないのだと思うのますが、大きめの公園、コモンスペースなどにもやぐらは立ちます。たいてい大規模なものですが、そういった場所にはプージャに合わせて移動遊園地がやってきます。
この遊具がなかなか面白くて、動力は手動のものも多くあり、このスケッチのメリーゴーランドもそのひとつ。真ん中に男の人がいて回しています。また観覧車は回転速度がかなり大きく、ゴンドラもただの籠みたいなもので天井もないので、乗っている子どもらが吹っ飛んでいってしまうのではないかと、見ていておっかないものです。

コルカタのドゥルガー・プージャの特徴的な様子をスケッチして見て回りましたが、なかなか面白い散歩となりました。
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| ウッドデッキ 塗料 | 2008/10/18 06:49 PM |
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