2008,10,20, Monday
よく通る道にいつも座っているおじさんは、片足の先がありません。足を組んで、松葉杖を一本、そばに携えています。
こちらに来た頃は、無い足の先がもう少し生々しかったように覚えています。物乞いされても面倒くさいと思い、その頃は目を合わさないようにして通り過ぎていましたが、後に気づいたのは、彼が座っている場所は、モスクの前でした。 彼は門番をしているのでしょう。物乞いなど一度もされたことがありません。いつもにこやかな人のようにお見受けするのですが、この日はなんだか印象的な顔つきで固まっているので、通り過ぎたすぐ先で立ち止まり、思い出しながらスケッチブックに描き込みました。 そしてこちらは、生まれたばかりの赤ちゃんをスケッチしたもの。ガラス越しでスケール感がうまくつかめません。 | スケッチ | comments (x) | trackback (x) |
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