ちょっと退屈な日々

2008,01,23, Wednesday 道の生きもの by : なんち屋 　以前ある催しで、自動車の通行を止めた路地いっぱいに子どもたちがチョークで絵を描く、というコーナーの運営に参加したことがあります。 　催しがまだ始まる前、まだまっさらの道路には、子どもたちも絵を描きにくいだろうということで、子どもたちより歳をとった人たちで、いくつか絵を描きました。せっかく路地いっぱい使えるので、端から端まで、僕は長い蛇の絵を描きました。 　我が家のすぐ近くで、同じように道に絵を描く少年を見つけ、先の催しのことを思い出していました。ただ、こちらは路地というより、車がビュンビュン走る道路です。チョークの代わりに、拾ってきた建材のモルタル片か何かを使っていたのだと思います。 　自由に描いているように見受けられました。画用紙とか、手の届く範囲とか、身体の大きさとか、そういった規制がないのだな、と感心しながら眺めてしまいました。ただ、身体を乗り出しても車にはねられることのない、安全ラインのようなものがうっすらと浮かび上がってくるのが、僕としては面白かったです。 　いくつかの絵がすでにあり、何なのか分からないものもありましたが、「これは鳥だな」と分かるものを、一枚だけ撮ってきました。 　でも、このような撮り方ではいけませんね。失敗失敗。本当はもっと面白みある絵でした。 （ゆ） | 日々 | comments (0) | trackback (0) |

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