2009,01,17, Saturday
Kanikaは、Ajit-daの作品をノートの表紙にしたり、ショールにしたりもして商品化しています。どれも一つ一つ手作業の一品物。二人は、展示会用の大きな作品作りと並行して、こんな風に手軽に身近に作品と自然染料の良さを届けようとしているわけです。 そんなアイテムを見るたびに、二人の鼓動が伝わるし、作品の発する存在感からわくわくが止りません。アーティストとしてはまだまだ有名ではないAjit-daの作品と思いがけない縁で出会い、独り占めしたい思いと同時に人にどんどん紹介したいという衝動がめきめきと湧き上がってくるのは、私の性分。多分そんなところはKanikaとよく似ているのでしょう。止まらないおしゃべりを続けていると、Kanika会社のホームページもパンフレットも無いといいます。これらを用意することが急務なのよ、と彼女もいつになく真顔。 そんなKanikaが、我が家に来た際に(ゆ)の仕事に目を留めました。我が家には白くて大きな壁があり、そこに、家族や友人の写真などと一緒に(ゆ)の手がけたパンフレットなども貼っています。それらを眺めながら、またそこかしこに無造作に置いてある(ゆ)のスケッチブックやイラストなども、手にとってパラパラと見ていた彼女ですが、次第に目をきらきらさせて叫びました。「He has THE hand! 一緒にホームページとパンフレットを作れないかしら!!」 それから彼女とはちょくちょく連絡を取り、本日のAjit-daも交えてのほくほく会合も実現したという訳です。忙しい彼女のことなので、ホームページのことなどいつ実際動き出すのか、本当にやるのか今はまだ分かりませんが、「なんち屋」として何か一緒に出来たら素敵だなぁと思います。日本でもぜひ広めたいというので、日本語版を作るのには私も貢献できるかしら。Ajit-daの世界を日本の友人たちにも紹介できたら、このわくわくを一緒に味わえる人が増やせたら。考えるだけでもびりりときます。 現在、Kanikaと「なんち屋」の次の狙いは、Ajit-daの家に泊まりこみで行って、自然染料を使っての作品作りの工程を見せてもらって学ぶこと。そこから本当にパンフレットやホームページの下準備が始まるかもしれません。 こんな勢い、私は結構好きです。何かを見たり聞いたりして嬉しくて鳥肌が立つなんて、すごい。こんな幸せにスパイシーな出会いが、最近ありました。 (わ) |
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