ちょっと退屈な日々

2008,12,25, Thursday 大掃除 by : なんち屋 　台所や洗面所をぴかぴかにしておくのがあまり好きではありません。 　整理整頓は嫌いではないのですが、キレイなだけなのは、なんというか、つるっとしたデザインや、とかく求められがちなわかりやすいものへの志向につながるような気がして、自分の家をそうしておくのには違和感があります。僕としては、普段ならばさっとキレイするのを日々心がけるだけで十分で、一生懸命汚れを落とすのは、数ヶ月に一回、特に年末の大掃除は儀式のようなものだと思っています。 　こちらにはクリスマス休みというものが大抵あって、（わ）の仕事もお休み、少し前から12月25日は大掃除をしようと話していました。朝から掃きはじめて、寝室、コンピュータ回り、ちゃぶ台回り、台所、洗面所と、何に対してか「どーもどーも」と胸の内で唱えながら拭きあげ、この日の終わりが見え始めたところで、（わ）が「これで今年も年が越せるねぇ」と言いました。そう言われて、「ああ、そうだなぁ」と思いました。 　今年から、歳を数えで数えることにしています。前回の年越しでなんとなくしみじみし、誕生日にそれぞれがバラバラにではなく、みんなで歳を重ねること、そういうことが好いことのように思われ、始めました。また一つ、歳を重ねるのだなぁ。次の大掃除は、この家を去るときでしょうか。 　今回の年越しも、友人たちが遊びに来てくれることになっています。幸いです。 　この人たちと一緒に、昨年はいなかった（う）も加わって、遠いところにいる友人やお世話になっている人たち、家族のことなどを思い起こしながら、紡年会を開こうかと思います。 （ゆ） | ちょっと | comments (0) | trackback (0) |

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