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動物園
 以前、群馬県のあるところの動物園に友人の案内で行ったのが大変興味深く、これがきっかけで、見知らぬ地へ訪れると、時間があれば動物園に行ってみたいと思うようになりました。

 コルカタにあるのはZoological Gardenというそんなに大きくない動物園です。
 家から歩いていきました。住宅地を抜けて川を渡っていくのですが、車がびゅんびゅん通る道路を越えると緑地がとたんに増え、郊外の様相になります。
 動物園では2時間余を過ごしました。全部見て回ったと思うのですが、さすがに大きな樹が多く、ごちゃごちゃしているところで普段過ごしているので、これは気持ちよかったです。来園している人も結構多くありました。カップルが階段を占領していたり、芝生で眠ってしまっている子どもや、みんなでクリケット道具を持ち込み、何をしにきたのかよく分からないグループも見かけました。
 面白いと思うのは、ベンガルの人々、特に女性は派手な色合いの服を着ている人が多く、赤やオレンジ、発色のよい緑などが、大きな樹木の中を練り歩いている姿は、それだけで活気を感じさせます。高い吊り輪の上に上ったチンパンジーが、みんなが集まり並んでワイワイ言っているのを関心もなさそうに見下ろす風景は、少し滑稽に感じられました。

 少し動物のお話も。
 中でも人気があったのは、「爬虫類コーナー」でした。大蛇やコブラなどの毒蛇、トカゲにワニ、子どもからおばあちゃんまで大盛り上がりで、この日は日差しも強く、半屋内のこの場所だからかもしれませんが、とにかくすごい賑わいでした。そして興味を惹いたのは、我らが日本の鶉(うずら)です。日差しにも負けないこの鳥たちは、ほかのものよりも愛想がよく、元気に歩き回っていました。

 不思議に思ったのは飼育員を全く見かけないことです。従業員も入園口で見たばかりで、ほかは売店で飲み物やスナックを売る人くらい。塀の向こうに住居や8階か9階建てのマンションが見え、大きな池に沿って歩く小道は、ちょうど西東京の都立公園を思い起こさせました。「娯楽」「動物」「生活」の関係がよく見えてくるような気がします。動物園散策はやはり面白いなぁと思います。
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