好きな本 .4
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好きな作家  1(原田マハ)   2(No4~6)   3    4(池井戸潤)

  田辺聖子  筒井康孝  司馬遼太郎    
H27〜28   1.山崎豊子  2.村上春樹 3.原田マハ   〜H30年 それ以降   R3〜
H31〜R元   4.笹本遼平  5.東野圭吾 6. 伊坂幸太郎  7.浅田次郎  8.池井戸潤
作者 本名 あらすじ
池井戸潤
  • オレたちバブル入行組 (文春文庫) 池井戸潤 ...
  • オレたち花のバブル組 (文春文庫) 池井戸潤 ...
  • 下町ロケット (小学館文庫) ...
  • 下町ロケット ...
  • 空飛ぶタイヤ(上) (講談社文庫) ...
  • ドラマ「半沢直樹」原作 ロスジェネの逆襲 ...
  • 空飛ぶタイヤ(下) (講談社文庫) ...
  • ようこそ、わが家へ (小学館文庫)
オレたちバブル入行組 ( ドラマ「半沢直樹」の原作小説第1弾です。無担保融資を無理強いしたにもかかわらず、倒産した途端に責任逃れをする支店長のせいで窮地に立たされた半沢。持ち前の意地と知恵で、どのようにピンチを切り抜けるのかが大きな見どころです。上下関係に疲れてしまっている人に向いています
   アキラとあきら  池井戸作品には珍しい、青春をテーマにした小説です。主人公は零細企業の息子である山崎瑛と、大手海運会社の御曹司・階堂彬。生まれも育ちも違う2人のアキラが出会ったときに、過酷な試練がスタートします。文庫版・720ページの大作なので、読み応えがありますよ。
   下町ロケット .  ドラマでもおなじみの「下町ロケットシリーズ」第4作目です。トランスミッションの開発という、壮大な計画にチャレンジすることを決意した佃製作所。そこに待ったをかける、ライバル企業のダイダロスやベンチャー企業・ギアゴーストとの対決の行方を追います。登場人物たちの強い思いに胸が熱くなることでしょう。
   民王  総理大臣の父親・泰山とドラ息子・翔の心と体が、ある日を境に入れ替わってしまいます。支持率の急落・政治家の失言騒動・女性関係を巡る問題といった政界の難事に、親子で立ち向かわざる得ない状況に。コメディ要素満載の、読むとクスッと笑えるファンタジー小説です。
   空飛ぶタイヤ(上)  ある日、走行中のトレーラーのタイヤが外れて歩行者の母子を直撃する事故が発生しました。トレーラーを開発している大手自動車メーカー「ホープ自動車」が調査の上出した結論は「運送会社の整備不良」でした…。

結論に納得できない中堅運送会社の社長である主人公は真相を追及しようとしますがホープ自動車が行く道を塞ぎます。会社の仲間や家族からも孤立してしまい、さらには会社の経営も危機的状況に陥る中、主人公はある記者から衝撃の事実を聞かされます…。

   BT’63  この作品は、池井戸作品の中でも少し印象の異なる小説です。まず、「BT'63」というタイトルですが、これは「Back to 1963」、すなわち「1963年へ逆戻り」ということのようです。父親が残した車のキー。息子はそのキーを手掛かりに、一台の時代遅れのボンネットトラックを見つけ出します。そして、それに乗ると、不思議なことに父親が若かりし頃の時代へ逆戻りし、父親が経験した様々な出来事を追体験するのです。息子が亡き父親の足跡をたどっていくなかで、どのように感じ、どのような心境になるのか。感動の傑作です。
     
     
     
瀬尾まいこ   卵の緒  僕は捨て子だ。その証拠に母さんは僕にへその緒を見せてくれない。代わりに卵の殻を見せて、僕を卵で産んだなんて言う。それでも、母さんは誰よりも僕を愛してくれる。「親子」の強く確かな絆を描く表題作。家庭の事情から、二人きりで暮らすことになった異母姉弟。初めて会う二人はぎくしゃくしていたが、やがて心を触れ合わせていく(「7's blood」)。優しい気持ちになれる感動の作品集。
西加奈子   漁港の肉子ちゃん  男にだまされた母・肉子ちゃんと一緒に、流れ着いた北の町。肉子ちゃんは漁港の焼肉屋で働いている。太っていて不細工で、明るい―キクりんは、そんなお母さんが最近少し恥ずかしい。ちゃんとした大人なんて一人もいない。それでもみんな生きている。港町に生きる肉子ちゃん母娘と人々の息づかいを活き活きと描き、そっと勇気をくれる傑作。
 湊かなえ  リバース  深瀬和久は平凡なサラリーマン。自宅の近所にある“クローバー・コーヒー”に通うことが唯一の楽しみだ。そんな穏やかな生活が、越智美穂子との出会いにより華やぎ始める。ある日、彼女のもとへ『深瀬和久は人殺しだ』と書かれた告発文が届く。深瀬は懊悩する。遂にあのことを打ち明ける時がきたのか―と。
横山秀夫   半落ち  @現職刑事の梶がアルツハイマー病の妻・啓子を殺害したと自首、全面自供するものの取り調べた志木は空白の2日間に関して梶が沈黙を保つのに違和感を覚える。検察の佐瀬、記者の中尾、弁護士の植村も同じ疑問を抱く。 A梶夫妻は7年前に息子・俊哉を白血病で亡くし、骨髄バンクに登録していた。梶は啓子の遺志を汲み、自分が骨髄提供した池上青年に会いに行ったが、池上の名誉のために黙していた。自殺しないのは骨髄バンク登録抹消まで待つつもり。
重松清   流星ワゴン  死んじゃってもいいかなあ、もう……。38歳・秋。その夜、僕は、5年前に交通事故死した父子の乗る不思議なワゴンに拾われた。そして――自分と同い歳の父親に出逢った。時空を超えてワゴンがめぐる、人生の岐路になった場所への旅。やり直しは、叶えられるのか――? 「本の雑誌」年間ベスト1に輝いた傑作。