2008,02,17, Sunday
コルカタの中心街の通りからちょっと裏手に入ったところに、ちょっと変わった本屋さんがあります。自然本来的な考え方、と言ったらよいでしょうか、環境や教育、循環農業、伝統が持つ文化・仕組みなどに関する書籍ばかりを取り扱っています。
たまたま立ち寄った際に「小さな歌の会があるから」と店長に誘われて、この日の晩の集いに足を運びました。 ![]() 少し早めに着くと、この地域の横笛を、先ほどまでは店員さんらしく思われた人が、慣らしで吹いていました。 「この人のミニコンサートなのかしら?」と思っていたら、数名の大人が次々に店に現れ、そしてそしてみんなが集ったところで、 ![]() 手渡された歌詞カードを見ながら、みんなで歌い始めたのは反戦フォークや農民の唄、カントリーソングなどなどなど。急に踊りだしたり。世代はお父さま、お母さま、といった方々で、それぞれの国籍は、よく分かりません。 ちょうどそのとき本を買うために訪れていたメキシコからの若者も巻き込んで、すぐに2時間余りが過ぎていきます。 「お客さんが入りにくいんじゃないの?」「別にいいのよ」「外がやかましいから、戸を閉めよう」、そんな会話も印象的でした。 時代を逆照射するような時間でした。 “旧い”感じはしましたが、悪くない時間のように思われました。 | スケッチ | comments (x) | trackback (x) |
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