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2009,01,09, Friday
 お祝い事があると、お世話になっている人や、一緒に祝ってもらいたい人にミシュティ（甘菓子）を配ります。ベンガル地方だけでなく、インドの多くの地域でこの習慣があるようです。 子どもが生まれてすぐ、我が家のあるアパートメントの管理人さんや他のフラットの使用人さん、清掃人さん向けにもミシュティを用意しました。ですが私たちによく挨拶してくれる、洗車などのために毎日このアパートメントに通っているおじさんは、このミシュティにありつけなかったようです。会うたび、「僕はミシュティ食べてないよ」と言われていて、気になっていました。 折りよく仲のよい友人たちが遊びに来てくれることになったから、せっかくだから和菓子を食べさせよう。おじさんとは会うタイミングが一定ではないので、少し保存の利く、シングルパックになっているようかんをお土産に持ってきてもらいました。 この日、ちょっとした買い物に部屋を出たとき、階段でこのおじさんに出くわしました。いつも通り挨拶をして、「ミシュティあるから、来て」とドアで来て待っててもらいました。いくつもようかんがあるのを見て、「みんなにも配るよ」と作業着のTシャツを籠代わりにまくり上げました。 そのときの様子を思い出しつつ、翌日になって描き留めたものです。 | スケッチ | comments (x) | trackback (x) |
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