2008,12,22, Monday
![]() 我が家の近く、おそらくヒンディー語だと思うのですが、ベンガル語ではない言語を母語にするあるおばちゃん。遠くに足をのばすことは少しもなく、本当にこの近くだけで毎日を過ごしているような気がします。よく通る道の手押しポンプで食器を洗ったり、洗濯をしているのをよく見かけるのですが、なぜかこっちを見て「にやっ」と笑い、少し前からは話しかけられるようにもなりました。と言っても何を言っているのか、ほとんど分かりません。 この日もわざわざ目の前までやってきて、「子ども生まれたの?」と聞かれ、こちらが答える前に「男の子? 女の子?」と畳み掛けてきました。「女の子です」とベンガル語で言うと、また一言二言、聞き取れない言葉を放ち、「にやっ」と笑いながらどこかへ行ってしまいました。 不思議と悪い気のしない、いい笑顔の人です。その人を、家で思い出しながら描き留めました。 | スケッチ | comments (x) | trackback (x) |
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