2008,04,20, Sunday
土曜日の午後。目指すはサリー30着。
今年度から同僚になった28歳のDibakar君は、故郷オリッサ州での結婚式を3週間後に控え、準備でてんやわんやです。 「インドの伝統的な結婚式って、本当大変!!」と毎日嘆いている彼。まずは一族総出のお相手選び、お相手が決まれば式の準備が待っています。招待し忘れている親戚・友人はいないか、食事は、贈り物は、結婚後彼女がコルカタに来るのかどうするのか、等々。彼の場合大変なのは、これら全てが2ヶ月以内で決定・実行されなければならないことです。 というのも、どうやら「結婚に良い季節」というのがあって、それが5月上旬までだとか。これを逃すと次は11月頃まで待たなければならないのだそうです。というわけで、結婚はもちろんコルカタに住むことすら初めての彼ですが、職場の皆にアドバイスを受けながら仕事後そして週末と買い物や新居探しに奔走しています。 彼の大きなミッションの一つに、「サリー30着」というのがあります。自分の親戚に配るようで、ごっそり買っていって彼らに選んでもらうとのこと。争いにならぬよう、価格もデザインも同じ範囲のものを大量に用意する必要があります。この日は、コルカタっ子で私たちの友人アムリタを案内人として招き、大量サリー目がけて買い物に繰り出しました。ちなみに(わ)&(ゆ)は野次馬同行。次から次へと広げて見せてくれるサリー屋さんの雰囲気は、いついっても楽しいですね。今回は、気持ちいいくらいバンバン買うので、これもまた楽しい。 今回は、「Love Marriage(恋愛結婚)」ではなく、いわゆる「Arrange Marriage(お見合い結婚)」なのですが、Dibakar君は「愛は結婚の後からついてくるはず」と至って冷静。素敵な結婚式、新婚生活が待っているといいなぁと願ってやみません。おめでとう! | ちょっと | comments (x) | trackback (x) |
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