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ルーフトップカルチャーでへろへろ
21日、ヒンドゥー教のお祭り「ホーリー」なり。色水を掛け合う熱狂的なお祭り、という認識のみで実は今まで体験したことのなかったこのお祭り。この日は、友人宅でホーリーパーティーをするからと呼ばれて、恐る恐る参戦・・・。

この右の方、目つきが何か企んでいます。

友人からの事前情報は、「美味しい食事、ワインが待っているよ!でも朝10時までには家に到着してね。さもないと街中が大変なことになって、動けなくなるから。それから、着替えも忘れずに。それでは、当日!」というもの。(ゆ)と一緒に、朝早めに家を出て、異様に穏やかな、でも何かたくらんでいそうな近所の地域を通りつつ地下鉄駅に向かったものの、なんと地下鉄は昼過ぎまで「ホーリー休業」。なんということ!!それで、仕方なくタクシーで移動開始。

ホーリーとは、春の到来を祝うお祭りで、1つにはクリシュナ神がその恋人や友人と色を掛け合って遊んだという記述があることに由来しているとのこと。そしてもう1つ、科学的には水疱瘡が流行りやすいこの季節に、薬草の粉を皮膚につけるとよい予防になるという話もあるらしい。さらに、このお祭りは家々の屋上で近所の人が集まって遊ぶ光景も多いことから、「ルーフトップカルチャー」などとの別称も?!確かに、向こうの屋上でも何やら緑色に染まった人たちが見えました。(以上全て本日のパーティー主催者である友人談による。)

小さなモンスター登場!

屋上でお菓子とワインをつまんでいたら、目つきの怪しい近所のおじさんが登場。(ゆ)も肩など組んで、まだお気楽なものです。続いて、小さなモンスター登場(上の写真)。この辺りから、スイッチが入ります。手に色とりどりの色水の入ったカップを持つ人が続々と屋上に上がって来て、こちらはドキドキ。水ならまだしも、色粉を少々の水で溶いてペースト状になったものを顔を撫で回すように塗り付けられるので、厄介です。パンツの中まで色水で染まり、頭も腕も露出の多い(ゆ)は皆の標的。かれこれお昼ご飯まで3時間くらいは、こんな感じで遊んでいたのでしょうか。

集合写真、なのにバケツ一杯の色水を抱えているのは誰? 色水と同じ色のコーラを飲む少年。 一枚目の写真と同じ二人組み。

すごい色のまま、屋上でお昼ご飯。友人の両親が用意してくれた炊き込みご飯、魚カレー、マトンカレー、サラダをたらふく頬張って、皆次々にお風呂場へ。各自が30分ほどお風呂から出てきませんでした。一度の水浴びで落ちるはずもなく、皆宇宙人のような顔色でアイスを食べ、扇風機の下でまでお昼寝。起きた頃には、空に満月が浮かんでいました。主催者の友人は、34歳(兄)と29歳(妹)と両親の4人家族ですが、小さい頃から変わらず毎年このような光景なのだそうです。

我が屋に生還した我々は、改めてお風呂場へ。こすってもこすっても流れる色水と消えない皮膚の色。朝起きてお互いの顔を見て、「あ、赤いよ・・・」とトホホ笑い。

今日が出勤日なら、同僚のインド人の皆さんに喜んでもらえたかしらなんて考えながら、ようやくのんびり週末に突入です。

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