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笑うクルタ
 いそいそと仕事を終わらせて今宵向かったのは、いつもの大好きなお店。もう暗くなった通りを足元に気をつけながらずんずん歩いて行くと、いつものその場所に見えてくるのが「SASHA」の看板です。
 お店の扉を開けると、いつものお姉さんがにっこり。そして、素敵にかっこよく、フレンドリーな手工芸品がずらりと並んでいます。奥の方には洋服、あちらには文具類、小物、アクセサリー、楽器、置物、かばん、敷物などなど。私たちは今ではすっかりこのお店のファンで、ちょくちょく変わる品揃えとディスプレイを楽しみに、よく足を運んでいるのです。

 SASHAは、主に東部インドの小規模手工芸生産者たちをファシリテートし、伝統工芸の守りながら彼らの生活向上に取り組むNGOです。コルカタでも有数の「フェアトレード」団体となったSASHA。今なら良く知られるようになった「フェアトレード」という表現も、当時はなかったのだろうなぁと思って聞いてみると、やはり。ずっと前から、自分たちの活動を「Alternative Trade」と位置づけて、10名にも足らない生産者と活動を開始したのだそうです。今では海外のフェアトレード団体との取引が9割を占める程の成長具合。SASHAは、30名ほどのスタッフと150名もの生産者と一緒にインド国内外の市場を開拓する、で、なんと今年で30年になるのだとか!

 今夜はSASHAの最高経営者の女性と約束が取れて、お店で待ち合わせをして、そんな話を聞きに来たのでした。SASHAの役割は、小規模生産者を組織化しネットワークを作ること、商品にブランド価値をつけて、国内外の市場を開拓することです。彼女は「Catalyst and Facilitator」と表現していました。日本にいた時から、フェアトレード団体を通じて馴染みがあったSASHAの商品。「先進国」におけるフェアトレード・ムーブメントと「途上国」におけるそれの位置付けや捉えられ方が違ってくるところも興味深いところです。

 今夜の話から感じられたこと、それは店頭に並ぶ商品の温かみをしっかり保温するように、生産者のネットワークが構築されており、「草の根」の人々と活動をするということに対する理念が存在しているということ。同時に、デザイン、市場開拓、経営、交流などに長けたスタッフががっちり脇を固めているところが頼もしい。SASHA商品と生産者の消費者ファンとして、このようなNGOの活動を応援する関係者として、とても嬉しい時間を過ごすことができたのでした。
 今後のSASHAとの付き合いが、ますます楽しみになった夜でした。


(わ)
| ちょっと | comments (2) | trackback (0) |
SASHAの商品は、インド国内のショップと海外のフェアトレード団体を通じて消費者の手に渡るのね。そして「NGO(非政府組織)」でもあるんだ。だから、シンガポールにあるそのお店は直接SASHAとは関係ないと思うのよ。

インド人家庭との交流とは、楽しそうねぇ。一度仲良くなると家族のように接してくれて、とても心地がいいのではないかな?私も彼らのそんな気質が大好きです。

(わ)
| わ | URL | 2007/10/27 04:49 PM | mEo0XITc |

シンガポールのリトルインディアに「インド政府公認」をかかげた御店があります。ここのは品質もデザインも良いですよ~
このお店ももしかしたら「SASHA」なのかな。
最近わかなちゃんの影響??からか、近所のインド人家庭と交流があるようになりました
育児のこととかも相談できて、楽しいよ~
| kimiko | URL | 2007/10/27 10:22 AM | 56jj.h9w |











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