ちょっと退屈な日々

2007,08,02, Thursday ホタルの木 by : なんち屋 　1985～90年そこそこの頃には、この地域でも農薬を空中散布するような状況があったそうです。そのときにはすっかり見られなくなってしまっていましたが、数年前からまた姿を見せるようになってきました。 　調査出張に付いていくような形でBhubaneswarに連れて行ってもらい、ホテルに宿泊する彼女とは飛行場で別れ、僕はひょんなことから知り合ったお坊さんに厄介になり、お寺に床を借りました。 　このお寺のすぐ近くに「ホタルの木」とみんなが呼んでいるところがあります。この日は雨も降らずに空がきれいで、昼間は暑かったのですが、食事をとった後で涼しくなった頃を見計らい、みんなで歩き出しました。 　途中のあぜ道にもチカチカチカとちらほらしています。車にひしゃげられた蛙は名物だとのこと。付いてくる犬たちに歩く手で構いながらその木の前に立つと、クリスマスのイルミネーションのように上の方から輝いています。中には飛び出す明かりもあって、このイルミネーションは生きているんですね。聞くと前の晩の方がたくさんだったそうですが、それでも思わず笑みをこぼしてしまいました。たった二日間でしたが、一番印象に残った景色でした。 （ゆ） | ちょっと | comments (0) | trackback (0) |

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