663 中国遠征 8日目 キャンプ 1 に
 

四姑娘山景観区
四川省アバチベット族・羌(チャン)族自治州
キャンプ 1に  4500m 
 H23年7月17日
ツアー仲間、添乗員さん、ガイドさん
山ガイドさん、ポーターさん、含めて21人

ベースキャンプ〜鍋坪平分岐〜
無名峰あたり〜 キャンプ 1



無名峰(4000m)辺りで

このツアーを申し込んだ時に、黄龍、九寨溝の観光と
パンダもみて、お花畑も行ける!
大姑娘山は無理でも、キャンプ 1までは行きたいと願ってました。
昨夜の3800mのテント泊も、何とか無事にクリアしました。
今日はベースキャンプを後に、4500mのキャンプ 1まで登ります
標高差700mをのんびりと5時間くらいかけて登っていきます
昨日も、800mの標高差を6時間くらいかけてのんびりと登って来ました。
添乗員のTさんの判断ですが、これはありがたかったです。
ガイドの人はもう少し早く行きたいようでしたが
全員が無事にキャンプ 1まで行けるように、
ゆっくりと時間をかけて、先行してもらえたようです。m(_ _)m


今回の行程表


大姑娘山
付近の地図


7月17日
 6:30 コケコッコー 7:308:00 朝食 おかゆ他
 8:30 集合 8:45 出発〜9:10 分岐〜10:0010:20 休憩〜10:5011:05 無名峰 休憩〜
11:5012:35 昼食(おいなり、サンドイッチ、ゆでたまご、茹でじゃが、青りんご)〜
13:2513:40 休憩〜14:0014:10 休憩〜14:25 第一キャンプ場 着 
ハイキング 5時間40分 休憩1時間45分 )  着後 ティータイム
15:30 テントに〜17:1018:00 散策 18:0019:00 夕食(スープ、鮭ぞうすい)
19:50 酸素濃度検査と腹式呼吸の指導  21:00 就寝  
                                                            キャンプ1 泊 (
4500m)
         7月17日

 
 6:30 「コケコッコー」 (◎_◎)
   何だか、、変な鳴き声がした。(^_^;) どうやら、、Tさんのモーニングコールのようでした。
   お馬さんが夜中にテント近くをうろうろ、、。
   トイレに行く時も、お馬さんの糞を踏まないように、お馬さんを刺激しないようにそっと行きました。(^_^;)
   山に行く時、夜は睡眠導入剤を飲むのですが、高所は止めたほうがよいとの事で、飲まず、、
   おまけに水分4L飲まなくてはいけないので
   2時間おきくらいに目覚めて、水分取って、深呼吸して、トイレに行って、、の繰り返し、、
   高所のテント泊の3泊は修行のような3泊でした。(-_-;)

 
 
7:308:00 朝食 おかゆや包子みたいなのが出ました。
     持参のふりかけや梅干でお粥の朝食ですが、桃屋のごはんですよも、、。OIさんありがとう。m(__)m


 
 8:30 集合します。
 
8:45 出発しますが、どうもお天気がイマイチのようです。カッパを着て出発します。
     この辺りは一日のうちで雨が降ったり、晴れたり
、目まぐるしく変わります

 
 9:10
 鍋坪平の分岐に着きます

 
    キャンプ 1まで、直登ルートもあるようですが、こちらは降りに使うそうで、 
    今日はお花見を兼ねて、回り込んで無名峰からキャンプ 1を目指します

 
10:0010:20 休憩します。
  傘をさしている人もあります。太陽が雲間から、、どうやら晴れそうです。(^^)v
  目指す大姑娘山や、向かいの山が見えてきました


 
    大姑娘山や二姑娘山、、遠いです。

 
     メタカラコウやお花畑

 
   早速撮影タイムですが、かがむと息が切れて (-_-;) アツモリソウも

 
     山と黄色のサクラソウ

 
    リリウム、ロフォフォルム、、舌噛みそう、、(^_^;) 開かないユリのようです。ツツジ

  
    ハクサンチドリ系のラン

 
     リンドウにヤマブキかな〜、、葉が違うようですが、、、

 
    ツーショットのアツモリソウ、皆さん思い思いに撮影タイムです。

 
    昨夜泊まった老牛園子が見えてます

 
10:50
11:05 無名峰で休憩です
    Tさん特製のおいなりです。おやつにいただきます。美味しかった。m(__)m


    雨も止んできて、さらに登ります。マンテマ

 
    シオガマにウメバチソウ

 
    時々、撮影タイムで、あちこちで写真を撮ってます

 
     見渡す限り、お花畑で、登山道もなく、適当に歩いて行きます

 
    ポピーが、、これも青いポピーですが、茎に毛がない方、、ひとつの茎にたくさん花が付く
    ブルーポピーはひとつの茎にひとつの花、、とげが多い、、。

 
    クモマグサ、、かがむと息苦しいのに、、つい写真を、、(^_^;)

 
    鷹かな、、王さんが教えてくれました

 
11:5012:35 昼食(サンドイッチ、ゆでたまご、茹でじゃが、青りんご)
    今日は王さんが作ってくれたサンドイッチ、美味しかったですよ。(^^)v 茹でじゃがも戴きました。m(__)m



     こちらは紫色のポピー

 
     天気は、良くなって

  
    ポピーを撮りますが、なかなかいいショットが撮れず、、(^_^;)

  
    再び出発します。青いエンゴサクは本当にきれいな色です

 
13:2513:40 休憩します

 
     ポーターさんはコバイモの根っこを取っている。薬になるらしい、、。KDさんが花をもらっていた。
     他にノビルらしき、山菜も。
     ポーターさんは、重い荷物を担ぎながら、かがんで、やはり、普段から高度に慣れてるからかな。
     このポーターさんたちは良い方ばかりで、中にはさっさと先に行くポーターさんもいるようですが
     ずっと一緒に登って、休憩の時は必ず傍に居てくれました。
     自分では行動食とカッパとお茶を持って登りましたが、
     3人に1人のポーターさんで、私達の他の荷物を持ってくれてました。m(_ _)m     

 
    下に管理のキャンプがありました。しかし、、キャンプ 1はもう少し先のようです

 
   雨というかみぞれになり、、ピークに向かって登っていきます

 
    クッションフラワーと言うそうです。みぞれが、、寒そう、、。ブルブル。

 
     ウメバチソウも、右の花はシソ科らしい、、変わってます。


     こちらが、、ブルーポピー、鮮やか

  
    少し登ってから、山肌をトラバースしていきます

 
14:0014:10 黄色のポピーのところで撮影休憩します

  
     あまり、うまく撮れなかった、、。(-_-;)

 
14:25 第一キャンプ場 着 
ハイキング 5時間40分 休憩1時間45分 )  
   着後 ティータイム
してる間に、Tさんや王さんたちの姿が見えない
   
ベースキャンプから運ばれたテントが張られてましたが、
  昨夜のように濡れていた様で、テントの床の水を拭いて下さってたようです。
   ありがとう。m(__)m

  
 
15:30 テントに
   今日はレスキューシートをシュラフの下に敷いて、バッチリ、水の浸入が無かった。
   阿繍さんは寒いのでもう一枚シュラフを借りて、下に敷いていました。
   私は雪山テント泊用のダウンのズボンを持ってくれば良かったと、、
   寒くは無かったですが、やはりあったほうが良かったかな〜。

   持ってきたホッカイロは昨日で無くなってしまい、、、これも、もっと持って来るべきでした。(-_-;)
   阿繍さんが空港で買ったホッカイロを戴きました。感謝。暖かかったです。

 
    無事にキャンプ 1に着いて、当初の目標達成しました。\(^_^)/
    阿繍さんはこの後、やはり、疲れて寝てしまい、、心配です。


17:10〜18:00 夕食まで、キャンプ 1の付近を一人で花の散策に出ます。
     ついつい、いつものペースになり、、息が切れます。
     おまけに花の写真も撮り、、(-_-;)


    アズマギクやエンゴサク


    ??とキンポウゲ


    ヒメイロイチゲ  川沿いを歩きます。少しガスが出てきました。

 
    シオガマにシコタンソウの仲間、、。


     ポピーのつぼみ、、にタネツケバナ風


   エーデルワイスもポピーも雨に濡れて


    イワツメクサ?? ガスが晴れてきました


    明日は良いお天気になりますように、、、


    シソ科の花、、とブルーと黄色のポピー


   コンロンソウも


   段々晴れてきた

 
    テントが近くなって


18:0019:00 夕食(スープ、鮭ぞうすい)
   今夜もTさん特製のスープを戴いてから、そこにご飯と鮭を入れて、鮭雑炊 \(^_^)/
   本当に嬉しかった。感謝。m(_ _)m  ちゃんとたべられました。


    まだまだ明るいです。明日は午前中は晴れの予報のようです。(^^)v

   右上が明日登る大姑娘山方向です。
   ルートは左端のコルを目指してガレ場を登り、そこからコルの先右手に、山の裏側をトラバースして登り、
    頂上直下のところから、急斜面を登ります。
    ツアーの確認の電話の時に、大姑娘山の地図をお願いしたら、四姑娘山あたりはチベットに近く
    正確な地図が入手できないとの事でした。(-_-;)
    後でネットで検索しても、グーグルの地図も細かくは出て来なかった。
    現地に行った方のレポで手書きのものを見つけたくらいです。 
    それを読んでると、難しい行程の山では無い様で、阿繍さんが登っても、大丈夫と思いましたが
    問題は標高の高さだけでした。
    これは私も経験のない高さで、自分が登るだけで、精一杯でした。



19:50 酸素濃度検査です。
    1時間くらい歩き回ってましたので、、(-_-;) 酸素濃度は65%くらい、、(;_;)
    早速、Tさんから腹式呼吸の指導してもらい、頑張って呼吸すると、、88%くらいまで上がりました。(^^)v
    どうも腹式呼吸がうまく出来てなかったようで、教えていただいたら、何とか出来るようになりました。
    Tさんのフォローのおかげで、頑張って、夜中も腹式呼吸です。  

21:00 就寝  
  この夜は辛かった、、
  寝付きはしますが、2時間くらいたつと目が覚めて、吐き気、
  寝てる間はうまく酸素が取り込めてないようでした。
  慌てて、コーラを飲んで、腹式呼吸をして、トイレに行って、ハアハアゼイゼイ
  高所ではトイレに行くにもかなりの体力を使います。

  また、寝るとしばらくして、息苦しくて目が覚めて、、の繰り返し
  阿繍さんは疲れて、寝込んでいるけど、、酸素の取り込みがうまいのか、、ずっと寝ています。
  私よりは順応がうまくいってるようでしたが、相当に疲れてるようでした。



     今日は2人とも無事にキャンプ 1に着けました。(^^)v
     明日はお天気も良さそうで、何とか大姑娘山に登れますようにと、祈って、長く、苦しい夜を過ごしました。

ハイキング   5時間40分 休憩1時間45分
* 散策       50分

7月17日     キャンプ1 泊 (4500m)
    

 7月18日に続く NEXT 


   
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