北上する台風の影響で、宮崎の海は時化ています。
雨も相変わらず毎日のように降って、河川も海も濁り気味です。
今日は、先週のカマスを真面目に狙って見ようと、夜明け直後から先週の堤防に行きました。
天気予報どおり、南東よりの強風です。
堤防は、沖堤のお蔭で波はありませんが、うねりの影響で右に左と流れが安定しません。おまけに強風でラインが引っ張られ、思ったようにフライをトレースするのが大変でした。
釣りはじめてすぐに、浮いて来たフライに60cm位の魚が下から食い上げて反転しました。合わせるとグイグイ沖に走ります。最初はネイゴかなと思ったのですが、走りはすぐに止まりました。今度は、堤防際に来て、堤防に沿って走ります。何だろうかと、竿を立てて浮かします。すると、エラ洗い。スズキでした。ちょっとがっかり。隣で竿を振っていたルアーの方がタモを握ってくださいました。魚の方向が変わった時に、ポロリと外れてしまいました。
そしてその数投後、今度は沈めたフライに大きな魚が掛かります。やはり、最初左に走りましたが、竿を立てて浮かそうとすると、すぐにエラ洗い。またスズキです。今度も近くのルアーの方がタモを握ってくださいましたが、次の走りで、指にラインが巻き付いてしまい、またポロリと外れてしまいました。
結局、狙いのカマスの姿は無く、移動します。
数か所の港を探って見ましたが、何も釣れずに終わりました。
帰りながら、フライが振れそうな磯を探します。
浅いけれど、波がいいサラシを作っている場所でフライを振る事にします。時化ている時は、思わぬ場所で大きな魚が出る事があります。
浅いスリットの奥にポツンと小さな岩が出ている場所があります。沖からは、どんどんと波が打ち寄せてきます。うねりが、入ってスリットから抜けていくタイミングでフライを投げます。ラインを少しずつ伸ばしながら、スリットの出口に向かって探って行く予定です。
僅か数投で、ラインが引きこまれます。ラインを引いて合わせると、突き出た岩の近くでいいサイズのヒラスズキがエラ洗いします。突き出た岩の向こう側に走られ、少し冷や冷やしましたが、何とか岩を交わします。波を上手く利用して、浅瀬に誘導しますが、数回走られました。
最近大きくても60cm位の魚でしたので、久し振りの良型です。70cmちょっとありました。
しかし、この竿のバットは強いですね。6番ロッドですが、安心してやり取りが出来ました。
これで、満足して早めの納竿です。
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釣り::四季の釣り | 2015/07/12, (Sunday) 06:12 PM |
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