いよいよ、本格的に釣れている、川のスズキ。毎年4月下旬頃から川の中流域をうろうろしています。
この頃の河原では、ノイバラの花をよく見かけます。
刺があり、服に引っ掛かったり、ウエーダーに穴を開けてくれたりと、いつもは厄介もののノイバラです。
でも、この時期だけは、きれいな花を咲かせてくれ、味気ない草薮に色を添えてくれます。
この辺りのノイバラの花の色は、白からピンクの濃い色のものまで色々あります。
九州には、ノイバラの亜種に分類されているツクシイバラというのがあります。
私の持っている原色樹木図鑑によると・・・
- ツクシイバラ(subsp.adenochaeta) 「葉はやや大きく花序にやや長い腺毛があるもので花は淡紅色をおび径は3〜4cm。分布は九州。」 (花序は花が房状になった部分)
とあります。
河原でいろいろなノイバラを見ると、花の色は白からピンクのものがあります。図鑑で書いている花序の腺毛も長いもの短いもの、本当に色々です。
写真の花は、特にピンクが濃いものです。分類上はツクシイバラになるのかもしれません。
本来生物は、連続したものなのでしょう。そこに勝手に人間が線引きをしているだけなのだ。ノイバラを観察しいてそう感じました。
| http://doratomo.jp/~flyfishing-shiki/note/index.php?e=93 |
|
植物 | 2007/05/16, (Wednesday) 12:20 PM |
comments (0) |
trackback (0) |