2008,02,07, Thursday
WE21ジャパンからは、いくつかの年齢層の女性たちが訪れてきていました。
帰りの電車でそのうちの二人の方と話している時、「夫婦が一緒に暮らすなら、そのどちらかは『家』を中心にした生活が出来た方がよいと思うんです」と言うと、「そう思うのよ~!」と共感を得て、到着直前のほんの短い時間でしたが、ずいぶん盛り上がってしまいました。 聞いてみると、このお二人の世代は、時代の変わり目であったと認識していらっしゃるとのこと。この世代の女性までは、会社に働きに出ても寿退社するのが一般的で、結婚がきっかけでなくても25歳くらいになると、退職する人が多かったのだとか。そのちょっと若い世代から、“働き続ける”価値観が定着してきているのだそうです。 僕自身、家族のこと、お墓のこと、精神障害者の発見、「ニート」「引きこもり」と呼ばれる若者との共同生活、農山村の成り立ちへの関心、そして主婦業と、研究や実生活の経験から、主婦一筋の彼女たちの思いに実感できるところがいくつもあって、とても興味深く、楽しかったのでした。 これはジェンダーの問題ではないと考えてます。共働き自体を否定するつもりも全くありません。当の僕が共働きの家族で育った人間ですし、年少期にも、そのおかげとも思える大切な記憶がいくつもあります。 僕が僕の「家族」や「家」「家庭」についてどう考えるかということですので、あしからず。 (ゆ) |
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