Nepalを出てから、Varanasiを経由してDelhiに行き、またKolkataに戻って来るまで、たくさんの友人に会い、をお土産にたくさんの刺激的もらいました。

まずは、デリーの大学院博士課程で日本について研究しているインド人カップル。この二人は、流暢な日本語でバカップル振りを発揮してくれるので、眺めているだけでも面白い。笑 彼らのチームが、日本からやってきたクレヨンしんちゃんなどのアニメのヒンディー語版作成に携わっていたのだとか。(子供たちの間でヒンディー語での日本のアニメが大流行です。)彼女の研究テーマは「芸者とジェンダー」だったかな、どんななのでしょう。結婚間近の、とっても興味深いカップルなんです。
彼らとお茶をしていると、クティナ村での私の先輩が合流してくれました。今は開発コンサルとして働きながら、Social Workの修士コースでも勉強しているそうです。相変わらずの減らず口も好調さをよく表していて嬉しかった。
その日の夜は、デリー大使館で私と同じ「草の根無償」委嘱員をしている方のお宅に泊まらせてもらうことになっていました。青年海外協力隊でボツワナの農業学校に赴任していた彼女は、この間休暇で「里帰りアフリカ」をしてきたばかり。苦戦した「悪がき生徒」だけれど、なんだか放っておけないのよね、と語る彼女の楽しそうな表情を良く覚えています。今は名古屋での博士課程を休学して来ている彼女は、一つ一つじっくり言葉を選びながら語る姿がとても印象的な、素敵な人です。
その彼女に連れられて次の日行った日系商社マンのお宅では、またもや「世界は狭し」な出会いがありました。2003年デリーのNGOでインターンをしていた時に、よく耳にしていた日本人の女の子の名前。彼女がその団体で初めての日本人インターンであり、子供たちの人気者だったことも影響しています。今では結婚してインドに暮らしており、日系商社マンのアシスタントとして働るのだそう。
「インド×NGO×日本」のキーワードでつながるネットワークもそう広くはないのですが、近くにいても出会わないということもよくあるもの。初めてお顔と名前が一致して、嬉しい驚きでした。
Kolkataへの列車直前にあったのは、(ゆ)のつながりでご縁が出来たご夫婦。社会問題に関する映像を作る仕事をしている男性と、彼のお手伝いや日本語教師をしながらインドに暮らす日本人女性のカップルです。朗らかで素敵な笑顔のお二人が、この旅の最後の約束で、本当によかったなぁ。お二人に手を振りながら別れ、駅へ向かいました。
短期間でこれだけの人に会い、それぞれ同じデリーにいながらいろんな事を考えているのだと当たり前のことを改めて感じずにはいられませんでした。そしていつも次の瞬間、さぁて、私はどうするのかなと考え始めます。焦ってはいないけれど、いつも健やかな心意気を保てるように、自分の進む道を選びたいものです。
(わ)