Ｄｏｌｐｈｙさん記

北海道での3座目は雌阿寒岳です。　阿寒岳は雄阿寒岳と雌阿寒岳があって、雌阿寒岳の方が高い。
深田久弥は両山を登りたかったようだが、当時雌阿寒岳は噴火のため入山禁止だったので雄阿寒岳にしか登っていない。
彼は阿寒岳を百名山に入れているが、標高が1503ｍと噴火前の雌阿寒岳の標高？としていることから
雌阿寒岳を言っているのだろうか（雄阿寒岳は1370ｍ）、
でも彼は雄阿寒岳の方が眺めて立派で、阿寒湖に活を入れているのは雄阿寒岳だと雄阿寒岳の方を買っていますがね。

雌阿寒温泉から登り、オンネト-へ下りるというポピュラーなコースを。
この山にはメアカンフスマ、メアカンキンバイと雌阿寒岳からとった花があるようだ。
すでに斜里岳などで見ているが、雌阿寒岳でも見たいですね。

7/29（日）　雌阿寒岳（めあかんだけ、1499ｍ）　日本百名山　
雌阿寒温泉登山口→雌阿寒岳→オンネトー→雌阿寒温泉登山口と周回（行動時間6時間40分、うち休憩40分）

前夜はびっくりするような「ライダーハウス」で泊まりましたが、久しぶりに畳の上で寝たこともあり、熟睡できて今日は快調ですね。
またコースタイムから見ても羅臼や斜里よりも楽でしょうね。

歩き出して麓の針葉樹林帯を抜けるとハイマツ帯になり展望がよくなる。
下山口のオンネトーや広大な北海道の針葉樹林が眺められて気持ちがいいですね。
さらに登ると活火山らしい火山礫の登山道ですが、またまた展望がすごいですね。
火口外壁からは阿蘇山などで見たような荒々しい火口内の噴気が見えますね。
これはすごい。また目の前には阿寒湖や雄阿寒岳など雄大な眺めで大歓声です。
今度の北海道の山では一番の展望ですね。遠くに斜里岳も見えているかな。

花はお目当てのﾒｱｶﾝﾌｽﾏもメアカンキンバイもありました。ちょうど見頃でよかったですよ。
また終わりかけたコマクサまでありましたね。見た花の種類は少なかったが、雌阿寒岳は火口の荒々しさ、
阿寒湖、雄阿寒岳などの展望のすばらしさで大満足の山でした。
オンネトーに下山後、登山口の雌阿寒温泉まで森林の中の散策路を。オンネトーも静かないい湖ですね。

今日の温泉は登山口近くのオンネトー温泉、ホテル「景福」。気持ちのいい露天風呂があるいい温泉でした。

温泉を出たのが午後1時。さあこれから観光の目玉、釧路湿原へ。
1時間ほどの散策だったが、壮大な北海道の湿原が見られてよかったです。でも釧路湿原は花はなかったですね。

この日の宿は西別岳登山口にある西別小屋。
7時頃に着くと、日曜日の夜とは言いながら先客があるだろうと思っていたのに誰もいない。
こんなすばらしい小屋を我々だけで独占とは贅沢ですね。こんないいところを誰がみつけてきたのだろう。福ちゃんかな。
大きな山小屋でちょっとしたペンションですね。きれいで寝具もそろっており、ゆったりと寝ることができました。
長さんも今日はゆっくり寝られたでしょう。