この斜里岳はガイドブックによると下二股からの旧道は次々と滝が現れる沢沿いの道で沢登りの楽しさが手軽に楽しめると。
またいろんなところから斜里岳は眺められるので逆にこの山は展望もいいのでしょうね。

羅臼岳は結構ハードな山だったが、斜里岳はそんなにきつくないだろう。また花もたくさんあるといいね。

7/28（土）　斜里岳（しゃりだけ、1547ｍ） 日本百名山　
清岳荘からピストン（登りは旧道の沢道を4時間20分、下りは新道の尾根道を3時間30分）

 前夜、斜里岳登山口の清岳荘駐車場で車中/テント泊。清岳荘はきれいな宿舎。泊まればよかったね。

今日のハイライトは沢登りですね。下二股から連続して滝ができて、沢の渡渉も何度もあり、浅瀬の中を歩きますが、
水量も多くなく、岩も滑らないので登山靴でも心配はないですね。
滝のしぶきや水の中を歩くので涼しいのはうれしいですね。雪や沢が大好きな和たんはご機嫌ですね。

山頂からはやや曇っていて素晴らしい大展望とはいかなかったが、昨日登った羅臼岳などの知床連山が北方に見えましたし、
霞んでいましたが国後島らしき島影も見えましたね。
また屈斜路湖、阿寒の方向はやや霞んでうっすらだが、摩周湖やカムイヌプリも見えていてまずまずの展望に満足でした。

お目当ての花は、昨日の羅臼が素晴らしかったのでちょっと期待はずれでした。この山も花の百名山らしいですが。
でもチシマノキンバイソウ、チシマフウロ、エゾヒメクワガタなどがいっぱい見られてうれしかったですね。

下りは新道の尾根道を。あの登りに使った沢道を下るのはちょっときついでしょうね。
新道の尾根道も斜里岳を後ろに見ながらの気持ちのいい道ですね。
ただ最後の沢へ下りる急降下はちょっときつかったですが。そうそうこの尾根道でもリンネソウを見ましたね。

今日は土曜日ということもあるが、やはり登山者は多いですね。
今日の斜里岳はちょっと曇っており、展望がもう一つだったが、
沢歩きあり、尾根歩きあり、花もまずまずで楽しい山歩きができました。
また今日はちょっと楽かなと思ったが、やはり8時間ほどの行動時間でしたね。北海道の山は皆きついですね。

1時半頃に下山後、和たんが是非行きたいという神の子池（摩周湖の伏流水でできていると言うことで非常に透明度の高い池ですね）へ。
さらに摩周湖を見に裏摩周湖展望台へ。やや霞み気味だが摩周湖は見えました。

この日の温泉は摩周温泉の「ホテル摩周」。いい湯だったがホテルは、と言うより摩周温泉は寂れてしまっていますね。
今日はテント/車中泊ではなく、屋根のあるところで泊まろうと言うことで見つけたのが、阿寒湖畔の「ライダーハウス」でした。
アイヌコタンの中にありました。素泊まり500円ですが、どんなところか想像つきますか。
一見、本当にここで泊まれるかと思いましたよ。でも畳の上で布団も借りられて私には充分でした。
女性陣は寝られたのかな（長さんは車の中で寝ましたね）。

今日も一日盛りだくさんでしたが、最後のライダーハウスも面白い経験でした。