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352西鎌尾根〜槍ヶ岳( 2008.10.08 )

全行程  ・ 1日目   ・ 2日目   ・ 3日目



 
時間  コース タイム
5:10   双六小屋
5:50 @樅沢岳〜6:05 0:40
7:00? A硫黄乗越 0:55
7:50? B左俣岳 0:50
8:50  P2648m(鎖あり) 1:00
9:15 C千丈沢乗越 0:25
10:55 D槍ヶ岳山荘〜11:05 1:40
11:25 E槍ヶ岳山頂〜11:30 0:20
12:05 F山荘前でランチ
      〜12:40
0:35
時間  コース タイム
12:50  飛騨乗越 0:10
13:15 G大喰岳 0:25
14:00 H中岳 0:45
14:45 IP2986m 0:45
15:10 J天狗原分岐 0:25
15:40 K南岳 0:30
15:50 L南岳小屋 0:10
17:30  夕食
所要時間 9:35
【 5:10 双六小屋 】夜中に降っていた雨も止み、お弁当を受け取りお出かけ。
      umeちゃんは笠新道で2時までに新穂高へ下山。船ちゃん(勝手に命名)は、南岳・天狗原・上高地へ下山。
      また、どこかでね。と、お別れしました。今日もがんばるぞ〜
【 5:50 @樅沢岳〜6:05 】5:45頃が日の出なんですが、針の木方面が少し赤くなっただけで、ご来光は見れませんでした。
      山頂手前で槍を見ようと、少し高台に登ったら、な、なんと山が白いではないか。思わず歓声を上げてしまった。
      槍から奥穂あたりまで、丁度2900m以上に線を引いたように白くなっている。乗鞍も白い。
      船ちゃん、ジオンさんが到着するまで、にたにた。画像には現せてませんが、とっても綺麗でした。
      冷え込みもさほどなさそうで、この雪も到着する頃には、融けてしまうだろうな。

      健脚な船ちゃんは、先に行かれ、どんどん離れ、会う事はありませんでした。2時には南岳に到着とか。
今日もいい展望が見られそう。後は青空がほしいなと。槍を見ながら、以外となだらかな西鎌尾根をのんびりと歩きます。
【 7:00 A硫黄乗越 】 H16.09.11〜12 はうさん・たけさん・ふくちゃんが行った湯俣温泉はこの先かな?
   のんびり、河原のお湯に浸かるの最高よね。白い山肌がそこだけ、不思議に輝いてました。もちろん硫黄の匂いもしました。
   硫黄尾根は登山道がないようだ。行けそうにみえるのに残念だ。
【展望 】 双六の奥。三俣蓮華岳・鷲羽岳・野口五郎岳。高瀬川上流部。船窪岳・七倉岳はなおその奥か〜。
      そんなこと、考えながら、何度も後ろを振り返ってると、二人からどんどん離れる。途中休憩中のジオンさんを越し
      のんびりマイペースで歩いてたら、雷鳥が2羽。ジオンさんが来るのを待って教える。出会えてうれしいな。
【7:50 B左俣岳 】右手、昨日歩いた道がよくわかる。今日も鏡平周辺に目が行く。
        ちょっと、ガスが出てきて、槍を何度も隠す。
左俣谷に奥丸山…1600m〜1800m辺りの紅葉がきれい。遅咲きのタテヤマリンドウが咲いてるのには驚く。
おまけのような鎖がついた岩場も時々ある。が、全般になだらかで、危険な所はない。
【 8:50  P2648m(鎖あり) 】
【 9:15 C千丈沢乗越 】  槍まで後少しに見えますが、まだ2時間はあるかな?(1:40でした)  
       ここで、大きなリュック(テント泊)を背負った外人(ブルガリア?)二人とすれ違う。
       一人は日本語が上手で相棒に通訳してました。いいお顔されてました。      

遠く白山もみえました。奥丸山からの尾根道が気になる。飛騨沢からのジグザク道がよくわかる。急登だ。

硫黄尾根南の千丈沢。この辺りの紅葉も見事
【 9:25 】 分岐から槍の肩まで約1.2km。標高差約360m。最後の登りとがんばって登る。                        
この辺りだけに、雪がありました。トウヤクリンドウが凍えてた
【10:55 D槍ヶ岳山荘〜11:05  】  【11:05〜11:25 E槍ヶ岳山頂〜11:30  】
      いよいよ、核心の槍ヶ岳。ここは、「眺めるだけでいい」なんて言ってましたが、記念の50座目という事で
      リュックを置き、空身で登頂に向かいます。初めは大したことないやと思いながら、最初の棒だけの所で
      足が短くて届かず、体を持ち上げるのに苦労しました。登りはいいんですが、降りるのは大変そうだと。
高度感が増し、心臓がドキドキ。梯子は問題なし。
【11:30 E槍ヶ岳山頂下山〜12:05着  】ガスで展望のないのも手伝って早めに降ります。
       下りが苦手です。変に滑落して怪我をするイメージが湧き、精神面で緊張。
       登りより、下りに時間がかかり、恐怖の超緊張タイム30分を経験。やっぱ、岩場は嫌いだ。
       戸隠・妙義なんか行ってやらないぞ〜〜
【12:05 F山荘前でランチ 〜12:40  】
【 12:50 飛騨乗越 】 【  13:15 G大喰岳 】 【 14:00 H中岳 】
    今回、一番期待を込め、大展望を期待した部分がガスで視界なし。ちょっとショック。そう簡単に来れない所だもんね。
【 14:00 H中岳下山 】こんな時に出てくるのは、ブロッケン現象。もうひとつ、雷鳥。
        そして、残念ながら、私だけ見れなかった「オコジョ」肉食で獰猛なんだそうだ。
         (akiraさんはよく出会われ、今回もネズミを加えたの見られたそうな)
        中岳の下山時、赤い旗が目印で2001年開通した新コースにて下山。左手に旧のが見える。
【 14:45 IP2986m 】中岳へ40分。南岳へ30分。ほぼ中間地点。
【 15:10 J天狗原分岐 】お天気がよかったら、下の紅葉の綺麗な天狗原を眺められるかなと期待してたのに残念。
         副長さんが10/3〜5に行かれてた模様。綺麗なナナカマドと星空が印象的

         この先で二か所で雷鳥に遭遇。計3回。よく出会えたもんだ。保護色でわかり難いもんですがね。
【 15:40 K南岳 】
【 15:50 L南岳小屋 】17:00〜コンセントに充電器(デジカメ)をさして戴きました。
      大変綺麗な小屋で、トイレもバイオ式で清潔でした。写真の好きな方が多く集まるようで、
      あちこちに写真も飾られ、参考にさせていただきました。
【 17:25 夕日 】 【 17:30 夕食 】
     暖炉を囲んでのくつろぎの一コマ。山談義に花が咲いてました。「あっ、夕日」誰かの一声でみんな一斉に外へ。

夕食メニュー

オムレツ
ハンバーグ
エビチリ
きんぴら
なます

温かいお味噌汁がよかった。
【 20:00 就寝 】消灯は20:30
    夜が長いから、ぎりぎりまで暖炉でおしゃべりの仲間に。春日井のご夫婦と仲良くさせていただきました。

    いつもの様に3時間寝たら目が覚め(11:30)、あとはうつらうつら。 外へ出たら、満点の星。
    写真が撮れないのが残念です。屋根の上にオリオン座が鎮座してました。
    早く、朝になあれ。
                                       3日目朝・ 下山