山リスト   TOP



夜の9時過ぎに家を出、翌日には見慣れぬ東北の地に
新潟から海岸沿いで、海水浴に来たかと錯覚を起こしたような感じの所を走る
田舎の感じがしない

                            


さてこの地は、花の百名山でもあり
「チョウカイフスマ」なる初めてのお花に出会うのも
楽しみの一つである。

青い空・青い海を見ながら
ドライブの終盤が近づいてきた。
途中、メロンの産地らしく、あちこちに出店がある。
道の駅・鳥海に9:40に到着。
お値打ちな野菜・果物や魚介類も販売されている。

ジオンさんはとまとを購入。
美味しそうなかれいの焙り焼きやいかのてんぷらを
おかずにランチとしました。

10:30に鳥海ブルースカイラインに入り
快適な山道を走る。11:05に無料大駐車場に停め
準備をする。

 時間   コース タイム
11:20 @鉾立ビジターセンター(駐車)
11:30 A展望地 0:10
12:05 BPから1km・Cヘ09km 0:35
13:00 C賽ノ河原 0:55
14:05 D御浜小屋・トイレ 1:05
14:45 E御田ヶ原(八丁坂ヲ下る) 0:40
15:40 F七五三掛(しめかけ) 0:55
17:35 G千蛇谷経由で山頂へ 1:55
17:50  小屋の夕食(2回目)計60人
18:20 H新山ヘ夕焼けを見に〜19:20
所要時間 5:55



ドッポさんのレポ(2004.08.16)


 3:50 新潟中央JCT--- R7を北上


道の駅・鳥海…メロン・すいかがいっぱい。海の幸も


 11:20 @鉾立ビジターセンター(駐車)/11:30 A展望地

もうすでに、駐車場から鳥海山が見える。期待は膨らむ
登山届けを記入 展望地までコンクリートの道が続く 白糸の滝も

 12:05 BPから1km・Cヘ09km

暑くなりそうだが、空気は爽やか
後ろを振り返ると、海岸線や駐車場が見え、少しずつ遠ざかっている。    
マイズルソウ・ヨツバヒヨドリ・シラネニンジン等の控えめな花々

途中、チングルマの群生がみられました。タマネバラ・ニッコウキスゲ・コバイケイソウも

人気があり、若干お年を召した方や家族連れの姿もあります。


 13:00 C賽ノ河原

雪渓がみられる。チョウカイアザミが頑丈そうであり、気品も感じられる

イワガガミ・イワイチョウも ここから、少し高度をあげる。ゆっくり景色を見ながら
歩く。整備され石段が続く。お花が一杯なので嬉しい

ウサギギク ヨツバシオガマ ハクサンフウロ ミヤマシャジン ハハコグサ

御浜神社の鳥居がみえてきたらもう少し。鳥海湖が見えてくる。
 14:05 D御浜小屋・トイレ

ニッコウキスゲの群落がみられ、大変いい眺めである。すべてのお花が縄張りを仕切らず咲き乱れる
トウゲブキ・クルマユリ・ウラジロヨウラク・ミヤマキンバイの姿も

左手のずっと見えていたのが、新山。ここからは外輪山もよく見える。あ〜来てよかった

ずっと、左手に見ていた、稲倉岳1554mが後方に
海岸線は雲ではっきりはわからないが存在はわかる。

カライトソウだと思っていたら、花が白く、「シロバナトウウチソウ」と判明
さて、この先で初めて、チョウカイフスマに出会いました。
山頂周辺にはもっとたくさんの花が咲いてましたが…

 14:45 E御田ヶ原(八丁坂を下る)

ニッコウキスゲ・コバイケイソウにハクサンイチゲが加わる。花の種類も豊富

いい眺めに、足はより遅くなる。
あ〜。いいな。いいな。
今日はお泊りなのも気分的に楽である。


登りはきついかなと思っていたら、意外に楽だった
ここで、二度目のヒナザクラ。群生してました。雪渓を通過。
ハクサンコザクラの白バージョン。東北はピンク系が白いんだな。

のどかな場所だ 山頂の看板が見え出す。
ここの傾斜は、今回初めてのアルペンムード

 15:40 F七五三掛(しめかけ)・千蛇谷コースをとる。

登りきった、目の前にイワブクロがお出迎え
始めてみる花が続き、うれしい。
ダブルストックの者には、こんな階段はいやだ。
今回一番怖かった。ダイモンジソウも咲く


ここへ来て、誰にも会わず、もの淋しい感じながら、まだ日が高いのはありがたい。

新山ドーム側を谷に沿ってく。右手に外輪山の尾根を見ながら(1つ目) 16:15 2ヵ所目の雪渓

歩いた道を振り返る



アサギリソウ
ホソバイワベンケイ
ダイモンジソウ
ハクサンシャクナゲ
ハクサンチドリ
ノウゴウイチゴ
イワギキョウ・
タカネバラ

イワブクロ アオノツガザクラ 雪渓3 山頂が近い

 17:35 G千蛇谷経由で山頂へ

16:45にはすでに到着していたジオンさん、お待たせ

太陽の光が丁度
海に浮かぶ島を照らしてました

本日のお宿は、山頂御室小屋(大物忌神社0234-77-2301) 収容人数200名
  素泊まり(3,500円)夕食(1,300円)の
計4,800円でした。
正直、食事は美味しいとは言えませんので、素泊まりでもいいと思います。
  ご飯と温かいお味噌汁はまーまーでした。第1回目17:30・第2回目17:50の食事タイム
  お水も貴重でお茶はありません。ミネラルウォーター500円で購入してください。
お部屋は、大広間の右奥の角の二階で6人の所4人。本日は60人の宿泊のようです。

 18:20 H新山ヘ夕焼けを見に〜19:20

明日朝の登り口の確認。 最高峰の新山へ登ることに


日が沈む瞬間を、こんな素晴らしい場所で迎えれることに感謝。明日も晴れそうだ。

19:18 地平線に沈みました。立てに赤い柱のような光を放ちながら。
小屋の周辺で眺めの皆さんのどよめきが聞こえてきました。
素晴らしい一日をありがとう。このまま、部屋に戻り、寝ました。
ぐっすり寝、夜中、12時過ぎに目覚め、外で満天の星空を眺めてました。
寒くなく、余りの多さでカシオペア座以外は判別できませんでした。
流れ星を5つ見、1時前に寝ました。次目を覚ましたのは…



2日目へ