グロ～スグロックナー（Ｒ6.7.21）

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　1346.グロースグロックナー展望・パステルツェ氷河（2463ｍ）（2024.7.21）
ガムスグルーベントンネル（6つ）

アルプスの国オーストリア。その最高峰「グロースグロックナー」の標高は、富士山より22m高い、3,798mです。
標高の高い他の山々に囲まれているため、近づくことは難しく、年間登頂者は約5,000人と、富士山の10分の1以下となっています。

このグロースグロックナーと、その足元に広がる氷河を眺めながら走ることのできる絶景コース
「グロースグロックナー山岳道路」（現地名称「ホッホアルペンシュトラーセ」）は、オーストリアで最も標高の高い位置にある美しい山岳道路です。

前半　0：20　

後半　0：25　

所要時間　0：45　

休憩　0：20　

時間	場所	タイム
8：30	ハイリゲンブルート～　　　　パステルツェ氷河めざす
8：42	山岳道路（有料自動車43ユーロ）
9：20	駐車場着
9：30	ガムスグルーベントンネル入る	9：50
9；50	６つ目のトンネルで終了　展望を楽しむ。マーモットいる	10：10
10：10	入口に戻る	10：35
１２時まで自由行動
10：50	ビジターセンター見る	11：00
11：05	花巡り～11：30　ランチ	12：00

少し進むと道が2つに分かれますので、メインルートから外れた「カイザー・フランツ・ヨーゼフス・へーへ（Kaiser-Franz-Josefs-Höhe）」の方へ向かってみましょう。
しばらく走るとビジターセンターの建物が見えてきます。
展望テラスからは、グロースグロックナーが雄姿をを存分に眺めることができます。
眼下には「パステルツェ」という名の大氷河が広がっていたのですが、現在は温暖化の影響で驚くほど後退しています。
10年ごとの氷河を比較したパネルを見ると、その縮小具合には言葉も出ません。

この氷河へハイキングの予定が、トンネル先が落石の為、通行止め
トンネル先で展望とマーモットを楽しむ

パステルツェ氷河(Pasterze Glacier)はオーストリアにある氷河。
アルプス山脈グロースグロックナー山中にあり、長さは8.4km。標高3,453mから2,100mに位置している。
グロースグロックナー山岳道路とケーブルカーにより、氷河までアプローチすることができる。

氷河は後退傾向にあり、年10mの速さで短くなっている。1851年頃と比較するとその長さは半分ほどとなっている。

ガムスグルベンヴェークは、ホーエ・タウエルン国立公園の自然遊歩道です。

ホーエ・タウエルン国立公園のグロースグロックナー・ハイ・アルパイン・ロードで最も印象的なハイキングコースは、おそらくガムスクルーベ自然遊歩道とカイザー・フランツ・ヨーゼフス・ヘーエの伝説でしょう。
2013年の晩秋にすでに始まっていた大規模な岩石安定化作業を経て、このパノラマトレイルは2014年7月初旬から再び自由かつ安全にアクセスできるようになりました。

この快適で幅が広く、大きな勾配がない(標高差は200メートル)パノラマトレイルは、パステルツェの印象的な氷河の流れの上を走り、
すべてを見下ろすグロースグロックナーの真向かいにあります。トレイルは海抜2,369mから始まり、トレイルの終わりはヴァッサーファルヴィンケルの海抜約2,600mにあります。
トレイルの長さは2.43キロメートルで、平均勾配は7.1%です。ビジターセンターのすぐ後、長さ78mと42mの2つのトンネルが、
緑色の粘板岩(蛇紋岩)からなる岩の肋骨を貫通しています。開通年のトンネルの内部寸法は2.50×2.50メートルでした。

カイザー・フランツ・ヨーゼフス・ヘーエのビジターセンターの隣には、最初に6つのトンネルを通る道が始まります。
その中でも最も長いガムスグルーベントンネルでは、ハイカーはパステルツェの起源に関する伝説の神秘的な世界に没頭します。
彼女は、女性の日に野外ミサを含む大規模な見本市が開催され、一部の裕福な農民の傲慢さのために運命が容赦なく進んだ遠い昔の出来事について話します。
ケルンテン州のデザイナー、ミヒャエラ・フィンクは、650mにわたって、石、光、音、絵画で作られたインスタレーションを建てました。
7つのインタラクティブステーションでは、訪問者は山の神秘的な世界を体験することができます。
過去のトンネルを通る伝説的な旅の終わりに、彼はパステルツェとグロースグロックナーの壮大な景色を眺めることができます。

「キリストの血」という意味の村、ハイリゲンブルートから絶景のグロースグロックナー山岳道路を利用して終点のフランツ・ヨーゼフ・ヘーエ（2,451ｍ）へ。
ここからはオーストリア最高峰、グロースグロックナー（3,797ｍ）とオーストリア最大の氷河、パステルツェ氷河を一望にできます。
ここを起点に氷河に沿ってハイキング道「ガムスグルーベンヴェーク」や「パノラマヴェーク・カイザーシュタイン」が伸びています。
このハイキング道中で注意して目を凝らすとエーデルワイスの株を見ることができるでしょう。
陽気なマーモットに出くわす頻度の方が多いかもしれませんが、それも合わせて貴重な体験となることでしょう。

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