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ドゥルガ・プージャ 2007 その3 〜夜のパレード 編 一番ご近所のやぐらは、この辺りでは、最終日の夜にはかなり大げさなパレードをすることで有名なのだそうです。そういうことは全く知らずに、祭りのさいごを見ようと出かけました。 パレードはメトロのNetajee Bhavan駅から大通りを南下し、Jatindas Park駅を越えたところで東へ、地区の周りを大きく一周し、最後にSarat Bose Roadを北上して、2時間以上をかけて帰ります。 雰囲気に流されるままに飛び込んでしまったのですが、すっかり楽しんでしまいました。 その様子をお伝えします。 |
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最終日の昼中、Khidurpur見て回っているとき、 このような常ならぬものが街を歩いて 進んでいました。「あれは何?」と聞くと、 「パレードのだよ」と言っていました。 パレード? |
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ご近所でもいいから、さいごの夜を見に行こうと 早めの夕食を済ませ、19時になるところで 家を出しました。ですがやってきてみると もうドゥルガ様たちの像は やぐらからなくなっていました。 |
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出された像は、ほとんどそのままの形で トラックに載せられていました。 初日の昼間に委員メンバーのおじさんに 聞いたら、搬出は19時半からと 言っていたのになぁ。 これから河に向かうのでしょうか。 |
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河に流しに行くというのに、 かなりドゥルガ様たちの像を きれいに整えています。 聞いてみると、どうやら、河へ流しに行く前に 花火が鳴らされ、辺りを一周する パレードがあるというのです。 昼に見た、あのようなパレード用の像も ここにやってきていました。 |
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人が集まっています。 普段は近所でこれだけたくさんの 人を見かけることはありません。 みんな出てきているんでしょうね。 今年のお祭りのことなどを 話しているのでしょう。 騒がしく、笑顔で、にぎやかです。 |
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一方で町の重鎮たち、かな? | |
おお、花火が鳴らされた! | |
楽団の演奏が始まった! | |
ドゥルガ様たちの準備も万端! | |
さあ、出発だ!! | |
動き出した像。 整えられた形が映えている。 |
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ドゥルガ様たちの像の下には、 万が一のときのために 備えているのでしょうか、 左右のバランスをとるように 手で触れている人がたくさんいます。 あるいは、この像に触れること 自体に、何か意味があるのかも しれませんね。 |
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やぐらは街の到るところに 建てられています。 別のコミュニティの中も 通っていきますから、もちろん このように道の脇から眺めている だけの人も結構います。 彼らは彼らで、 自分のコミュニティの中で 祭りのさいごの夜を 楽しんでいるのでしょうね。 |
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気がついたのは、このパレードに 女性がたくさん参加している ことです。「祭り」と聞くと、 “男”っぽい雰囲気を強く イメージしてしまうのですが、 衣装の華やかさも手伝って、 女性の方がたくさん目に付きます。 これは、祭りの雰囲気として、 とても好いことのように 思います。 |
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目の高さに入ってこない、 こういう小さい子も、手を引かれて たくさんパレードに参加しています。 危うく蹴飛ばしてしまいそうです。 |
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実は、このように五体の神像が そのままの形でトラックに 乗せられることは、この辺りでは 珍しく、我が家のご近所さんの この夜のパレードは とても有名なのだそうです。 |
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既に河へ向かっている 反対車線の車には、子どもやら 大人やら、女性もたくさん 乗っていました。 |
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反対車線の車に乗る人の中には、 私たちの像にお祈りを ささげている人が 多く見られました。 |
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大通りを練り歩いているうちに だんだん人が増えて きているようです。 騒がしくなってきました。 |
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太鼓のリズムに合わせて 踊りだせ! |
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盛り上がれ!! | |
騒ぎの中、 やぐらが建てられていた場所で 「ヘイヘイ、こっち撮ってくれよ」 と声をかけてきたおにいちゃん たちがやってきて、 私たちのことをデジカメで 撮っていきました。 真ん中の彼は、(ゆ)の従兄弟 にそっくりであります。 |
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「俺たちと踊れ、踊ろう!」 親しみをぬぐい得ない彼に、 腕を引かれるままに 踊る輪の中に引きずり込まれ、 踊りだすと、 みんな大喜び。 おにいちゃんも、子どもも、 おねえちゃん、おばちゃん、 おじいちゃんも、大はしゃぎ。 握手を求められます。 |
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誘う阿呆に乗る阿呆。 敬虔なる仏教徒にも見えなくない (ゆ)の踊る姿に顔をしかめていた 女性も、ただの日本人だと分かると 大笑い、大盛り上がり、やがて 囃し立てたりする。パレードの前後ろ 誰彼に連れて行かれては、 踊らされます。 しばらくして戻ったときには、 汗だくでTシャツはびしょびしょ。 最後に、連れまわした若者の 一人が、アイスを買ってきて プレゼントしてくれました。 |
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ベンガル人に特に大切に されているドゥルガ・プージャ。 ここに異国の文化の人が参加してる ことを、素直に喜んでくれるのです。 パレードの最中に仲良くなった 女の子。連絡先も交換したので、 やがてかかってくるでしょう。 |
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