548 裏妙義山縦走
群馬県松井田町 標高1057m 963m |
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H22年5月15日 |
くぼちゃんと2人 |
麻芋P〜麻苧の吊橋〜麻苧の滝〜 ザンゲ岩〜産泰山〜御岳〜龍沢のコル〜 丁須の頭〜赤岩〜烏帽子岩〜 三方境〜牛名の滝〜分岐〜若宮集落〜 国道R18〜麻芋の吊橋〜麻苧P |
丁須の頭にて
この15日はくぼちゃんを誘って、どこか山に行きましょうと約束していました。
直前になって、二日間とも晴れの予報です。
急遽遠征にしたいと彼女に連絡したら、OKの返事です。
信越方面の山がいいなと思ってましたが、
彼女の返事は「妙義に行きましょう」でした。(^_^;)
しかし、、表妙義山はちょいと、、自信が無い、、(-_-;)
地元のだんべえさんや表と裏に行ってるはうさんに「どうでしょうか?」と聞いても、
止めた方が良いような返事、、、。
ですよね〜。
鎖場とかあるし、簡単に行っておいでと、言える山ではないです。
登ったことのあるkayoさん、はうさん、みれさんに声かけましたが、それぞれ別の予定が入っている。
こうなったら、頑張って行こうと、ネットで色々調べて、はうさんのレポ見たりしました。
が、どうも初めてでは怖いところがあるし、二日間とも縦走では、緊張が保てるか心配なので、
今回の計画は裏妙義に重点を置いて、15日に裏妙義山を縦走する。
15日に登った調子で行けそうなら、16日に表のさわりだけでも登ってこようと計画しました。
15日に登って、自信が無くなったら、荒船山か両神山、もしくは帰り道に四阿山しようと。
とにかく、いろいろ地図やレポを用意して出かけました。
5月15日
23:30 自宅発〜0:00 羽島IC集合〜1:45=2:00 駒ヶ根SA〜3:55=4:35 東部湯の丸SA〜5:10=5:30 横川SA〜
5:40 松井田妙義IC〜6:00 麻芋の滝 駐車場着
6:25 駐車場発〜麻苧の吊橋 6:30〜銭洗い弁天〜6:40 麻苧の滝〜6:45 尾根に〜7:05=7:10 ザンゲ岩〜
7:40 産泰山〜8:35 御岳〜9:20 龍沢のコル〜9:40=10:15 丁須の頭〜11:00 赤岩〜烏帽子岩〜
12:00=12:10 三方境〜13:00 牛名の滝〜13:05=13:10 分岐〜13:25 若宮集落〜13:35 R18〜14:15 駐車場着
14:30 石門巡りに中之岳駐車場に向かう
前夜23:30 自宅発、雀聖に送ってもらって、羽島IC手前のコンビニに集合。
くぼちゃん、運転、お世話になります。m(_ _)m
妙義ガイドは任せて〜、、(^^ゞ
1:45=2:00 駒ヶ根SAで一回目の休憩
3:55=4:35 東部湯の丸SAで仮眠です。ここは何度も来ていて、懐かしい場所です。雷電胡桃の里も高速から見えました。
5時過ぎて、そろそろ、明るくなってきて、ギザギザが見えて来ました。
5:10=5:30 横川SAで顔を洗ったり、コンタクト入れたり、、朝食を食べました。支度に時間がかかります。(^_^;)
横川SAは、きれいなSAでした。
5:40 松井田妙義ICを出ます。もうすぐです
6:00 駐車場着
6:25 支度をして出発
最初に麻苧(あさお)の吊橋を渡ります。
橋を渡って左手に行くと鍵沢のルート登山口で、丁須の頭から周回出来ます。
6:30 橋を渡って、御岳登山口です。
弁財天が祭られた銭洗いの池があって、あまり綺麗な水ではなかったけど、、湧き水??
その右手に「麻苧の滝」への散策路がありました。登山道は散策路から始まります。
しばらくは整備された散策路を行く。東屋もあり、7つの滝が見られます。
6:40 麻芋の滝 ここまでの散策路には七福神が祭られてました。
と、すぐにトラバースの矢印とくさり場。いきなりあるとは思ってなかったので、、(^_^;)
最近の私は、いつもトレッキングマップで国土地理院の2万5千分の1の地図をダウンロードして持って行きます。
( これはクロオさんに教えて戴きました。m(_ _)m )
この地図とコンパスで地図読みの練習しながら歩いてますが、今回は昭文社の地図を見て鎖の場所を確認すべきでした。
昭文社の山と高原地図も持って出ましたが(今回は既に購入していたのに、また、買ってしまった。(-_-;))
こちらqの地図は余り、見てなかった。
帰ってから、レポ書くのに 地図を良く見たら、「滝側壁の鎖10m」と、なるほど、、。
この後「 」は昭文社の地図の説明引用です。m(_ _)m
尾根に取り付くと、また崖に鎖が続いてました。
地図には「岸壁中の鎖」、、ふーむ、、。
急登を登ると木々の間から、展望がちょっと見えて、
またここから鎖のトラバースから始まる。危険マークはここかな??そんなに滑らないので恐怖感はない、、。
振り返ると、くぼちゃん、、、鎖にしがみ付いてるし、、(^_^;)
しかし余り寝てないし、朝一番の尾根の急登はこたえます。
地図を見ても、岩場・痩せ尾根の連続ですが、ここは思ったよりは怖い感じはしなくて、登って行きました
7:05=7:10 ザンゲ岩から下を覗き込む。少し休憩です。おにぎりを食べる。
地図には「空中に飛び出た岩棚」と。くぼちゃん、寄って来ない、、。(^_^;)
景色は見たくないらしい、、(-_-;)
横川駅近くの「碓氷峠鉄道文化むら」に展示してある列車車両が見えました。ミニチュアみたいで、可愛い感じです。
通って来た高速道路と麻芋の吊橋と駐車場もみえました。
7:40 しばらく行くと産泰山に着きましたが、雑木林の中のピークです
丁須の頭方面の案内が出て、左に行きます。
と、、道が、、??岩に矢印があって、トラバースをする。「ルンゼ内ジグザグ」
「米粒状岩峰基部に鎖2連」さらに「鎖5m」
トラバースを行き、鎖で登っていくと、展望が開けて、雪の山々が見えた
しばらく行くと、石の祠がありました。標識はなく、御岳ではないようです。
10分ほどで、 先にトンカチ(丁須の頭)がみえる。まだ遠い。(^_^;)
8:35 御岳(963m)山頂に
樹間からこれから行く「丁須の頭」が小さく見える。表妙義のぎざぎざの稜線。
・
鎖の連続。「3連鎖下段キツイ」 危険マーク2番目。登りきると後ろは御岳
鎖を登って、登って、上に出て少し左手から横に回り込んで、登る。
一番左は「リッジ上鎖7m」ここが、鎖が振られやすいところらしい。気を付けてと、声をかける
左から上がってきて、真ん中からやや右に登って行くところです。危険マーク3番目
時にはこんな尾根の道もありました。トンカチが大分近づいてきました。
「鎖のない岩場」??あったらしい。危険マーク4番目
ここから一旦下って登り返す。今日は結構暑いです。
9:20 龍沢のコル 国民宿舎からの道龍沢コースと合流。
ここから??どこの登るの??と、下りて見える方がいらして、
右手に岩場を巻いていくと分かりました。ちょっとした鎖のトラバースあり。危険マーク5番目
9:30 鍵沢のコル トラバースの回りこんだ先で横川に下る鍵沢ルートと出合い、
丁須の頭に向かって一直線に鎖が続いてます。
丁度群馬の山の会の方たちがハーネスを付けて、頭へ登るところでした。
9:40=10:15 丁須の頭の手前の展望地 昼食 まずは野菜ジュースで乾杯。おかずやパンを食べます。
浅間山もみえる。榛名山が大きい
三方境に向かう縦走道。これから進む縦走路です。右手の赤岩 奥が烏帽子岩
どちらも縦走路はこの岩を巻いていくようです。
結局、このコルのところで食事しながら、待ちましたが、団体さんは終わる気配なし、、(-_-;)
私もせめて肩くらいは登りたかったです。
他の登山者が登ってきてるのに、ザックもばらばらに置いて、自分たちだけで独占してるのはどうかな、、と思いました。
無名岩峰(1057m)から、丁須の頭を振り返ります。
「岩稜をまたぐ」危険マーク
「チムニー内20m鎖」が連続する。危険マーク6番目
狭いし長い鎖が下がってました。
他に回避ルートは無いようで、思い切って下っていきます。
が、ところどころ休める場所があるのとザックで反対側の岩に押し当てて一息つけるところがあり、なんなく降りられました。
11:00 赤岩の下を行きます。
赤岩を過ぎるとずるずるした、鎖場を降りて、
「絶壁下トラバース」連続です。嵐か怒涛のごとく、、(^^ゞ
まずは足元の砂が滑りやすくてちょっと嫌な感じのトラバース。
「桟道トラバース」アルミの梯子のトラバース何箇所かのトラバース。
必死のくぼちゃん、景色は見てないようです。ここは私も余裕無し。
「稜線上の小岩峰群を左右に巻く」ここはちょっと嫌な崩壊した斜面を歩く。
ロープが1本、、渡してあるだけで、足元はズルズルすべりました。
しかもここから登るのにもロープが不安定でした。
浅間山が良く見えます。
烏帽子岩の下あたりを巻いて、「鎖での登り下りが多い巻き道」を行きます
風穴尾根の頭 「岩上からの眺望良い」
この下にミョウギイワザクラがありましたが、すでに終わりがけでした。
○○リンドウ ここから三方境までは下りです。
尾根が幅広くなり、、安心して歩く くぼちゃん。
12:00=12:10 三方境 ヤレヤレと一息、昼食の残りを食べて、串だんごのおやつも食べます。
クーラーボックスに冷やしてきたのが良かった。
時間も早いので谷急山まで行きたいところですが、往復3時間、、ちょっと無理ですね。(^^ゞ
左手は国民宿舎方向、こちらは実線なので、こちらを下って、タクシーで麻芋に戻ってもいいかなと思う。
しかし、やはり、右に折れて、若宮の集落から国道歩きを選択。はうさルートを忠実に辿る。(^^)v
「碓氷バイパス・入山・入牧橋」方向 右に並木沢コースを下る。
「扇の要状」 の沢を行く
「尾根への取り付きは不明瞭」迷いマークでしたが、
矢印やテープや踏み跡があり、藪も薄くて、開けた明るい感じで歩けました。
「荒れ気味」、、台風の影響でしょうか・
「山腹のトラバース」
このルートのほとんどが斜面の足一足分だけの谷川に傾斜した踏み跡を延々歩く。しかも右側が山の道が多い
トラバースばかりで、、高度があまり下がっていかない。
そして、どうしても右の足が山側に力が入って擦れてしまう。
「スリップしやすいトラバースが数箇所」 危険マーク7番目
確かに滑ったら、沢に落ちてしまう。沢からかなり高さもある。嫌な場所でした。
13:00 滝を過ぎて、ようやくジグザグに下って行きました。「杉林のジグザグ」十三曲がりです。
13:05=13:10 やっと林道に出ました。ここまで降りてきて一安心。冷えたみかんを食べました。(^^)v
13:25 分岐 ここから左折します。
迷いマーク「渡渉点がわかりにくい」
沢を徒渉して左岸に渡ると道が広くなりました。矢印で案内がありました。堰堤を過ぎます。
13:25 若宮集落 やっと集落に出ました。
ここから国道を5キロ歩く。入牧橋まで行かずに集落の中を行き、国道に出ます。
13:35 R18に出ます。
道路沿いですが、歩道がずっとあって良かった。携帯メールしながら歩く。(^^ゞ
峠の茶屋を過ぎて 14:15 駐車場着
今日は良いお天気で、裏妙義縦走を楽しめてよかったです。
麻芋〜鍵沢でも周回出来ますが、丁須の頭から先は人がほとんど歩いてなくて、チャレンジルートでした。
でも、概ね標識はしっかりしていて、心配していた並木沢の下りも、無事に下れてよかったです。
同行のくぼちゃんに感謝です。m(_ _)m
この後、明日はどうしょうかと、表の妙義神社の登山口調べとお風呂「妙義ふれあいプラザ もみじの湯」に向かいました。
ついでに中之岳口を確認しながら、「石門巡り」もして来ようと提案。
これで明日は表は止めるつもりでしたが、、。
*登山口まで 6時間30分
*行動時間 7時間50分(休憩時間55分)
*石門へ移動 40分
石門巡りに続きます
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