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おいらの後姿 |
おいらは、3年前に大阪からやってきたんやねん。
おいらの主人は、フライフィッシングというのをやってはって、いつもおいらは釣りのお供をしてるんや。
主人に仕えたカブはおいらで、もう5代目となるんやで〜ぇ。
1代目は、チョイ乗り用にと解体屋さんで買うた50ccのカブやったんやてェ。
そのうち、カブの便利さや頑丈さ、経済性の良さ、昔からあまり変わらないデザインとかカブの良さに惚れてしもうたらしいんや。
2代目カブは、90ccのカブ。外車専門店の店先にあったボロボロのカブを1000円で譲ってもろた見たいや。サビがひどく、リアフェンダーは穴が開とったらしいんやけど、その頃の主人はまだ学生の頃やったんで、夏休みを利用して、部品を全部はずしサビを落とし、穴はFRPで塞で、全塗装までしたんやて。
そのうち、バイクの部品探しに行った解体屋さんで、おいら達カブの原型とも言えるC-100て言う古いカブがかなりええ保存状態であったそうや。おいらの主人は思わず衝動買いしてしもたらしいんや。
この大先輩のすごい所は、30年以上も前に作られたバイクなんやけど、今の50ccのバイクと遜色無い馬力があった事や、当時は2サイクルエンジンが主流だったのに4サイクルで当時の2サイクルエンジンと同等かそれ以上の馬力があったんや。
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CT−110 屋久島にて |
おいらの1代前の先輩は、主人が就職した年に買うたそうや。
日本でもう生産中止になっていたCT-110て言うハンターカブを東京の友人に頼んでバイク屋さんから買うたそうや。
CT-110は、カブのなかでは一番排気量が大きんや。
おいらと違てギアは4速、副変速機が付いてるんで、実質8段のギアが選べる。
サブタンクも付いて、長距離も安心や。
おいらは、車に比べてむちゃくちゃ経済的。税金なんかの維持費は安いし、燃費もええしなぁ。もう走行距離は5万キロを超えてるけど、長距離をおとなしく走ったら50km/リットルは走るでぇ。
後、おいらのええ所は、丈夫なとこかなぁ。なかなか壊れへん。ちょっとオイルがあがって、白い煙が出てるけどオイルさえまめに見とけば問題ないやろ。
荷物はようさん載るし、ロッドケースも写真見たいに荷台に縛り付けるんや。スクーターやったらこうはいかへんでぇ。釣りに行ったら、車の止まられへん場所でも平気やし、街乗りでも渋滞知らずや。
おいら達カブのルーツに興味ある人は、ここを見てみて。おもろいで。
| http://doratomo.jp/~flyfishing-shiki/note/index.php?e=88 |
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その他 | 2007/04/28, (Saturday) 06:32 PM |
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