先週の渓流沿いの林のなかで、シイタケを見つけました。入渓や出渓時に時々見かける事があります。
栽培する時は、クヌギやナラ類の落葉樹を良く使いますが、宮崎の渓流沿いは常緑広葉樹が多い為でしょうか、大抵シイやカシ類の倒木に生えている事が多いです。
写真の倒木は多分シイでしょう。渓流沿いの林の中は空中湿度も高くシイタケなどのキノコにとっては好条件なのでしょう。
私が今まで見かけた自生しているシイタケは、栽培ものと比べてとても小さいものばかり、写真のシイタケも傘の部分の直径が5cm程度しかありませんでした。
今から雨が多くなりますので、もう少し大きいシイタケが出てくるかも知れません。
ちなみに、乾しシイタケはビタミンDが豊富だと言う事ですが、機械乾燥されたものより天日に乾されたものの方がビタミンDが豊富に含まれるそうです。家庭では、使用する前に日光に当てるとビタミンDが生成されるそうです。
あっ、それとシイタケは菌類ですが、とりあえず植物のカテゴリーに入れておきます。
シイタケは菌類なので光合成はせず、生えている木を分解して栄養を摂っています。しいたけ以外にも森の中にはたくさんの菌類がいます。もし、森の中に菌類が全くいないと枯損木が堆積しているでしょう。しいたけも、いわゆる森の掃除屋さんの一翼をになっている大切な存在なのでしょう。
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植物 | 2007/03/09, (Friday) 10:11 PM |
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