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BLOGN(ぶろぐん)

今年のヤマメ釣りから思いを巡らす
いつまでも魚が釣れる河川で在って欲しい

 今年のヤマメの禁漁までもう僅かという所にきています。私の中では先週末の釣行で今年のヤマメ釣りは終了させました。

 まだ釣行しようと思えば出来なくはないのですが、今年の状況を見て深追いは止めようと思いとどまっています。

 昨年宮崎を襲った台風14号の影響は未だに各河川に爪跡を残しています。宮崎の山間部に行くと、災害復旧工事を見ないところがないくらいに行われています。

 お陰で、例年よくヤマメ釣りに行く流域はあまり状況も良くありませんでした。大した雨ではないのに濁りが出やすい状況で、例年だと良い雨だなと思って渓流に行くとひどい泥にごりなんていう事も・・・。こんな状況を見ると自然と渓流から脚が遠のいてしまいました。

 河川工事などが行われている場所より更に上流にを探せばいい場所も残っているのでしょうが、そこまで釣りに行く事はほとんどしませんでした。

 夏の終わりから、数回は通い慣れた渓流に脚を運びました。今年は諦めていた良型のヤマメの姿は拝むことは出来ましたが、数も少なくこの渓流の本来の姿には程遠いような気がしました。最後の釣行では、先行者がいた可能性もあったのですが、ほとんどヤマメの反応を見る事ができませんでした。

 フライに反応するヤマメはおろか、流れの中を見ても残念ながらヤマメの姿を確認する事が出来ませんでした。代わりに、小さなアブラメ(アブラハヤ)や40cm近いサイズを含むウグイの群れがゆうゆうと泳いでいる姿が確認できました。

 開発が進む前の河川の状況はどんなだったのでしょうか?タイムマシーンがあれば一度だけでいいので竿を持って出かけて見たいものです。

 思えば、戦後の植林政策で多くの山は自然林が伐採され、変わりに杉がたくさん植林されました。宮崎の山も例外ではなく、杉を見ない山は無いほどです。杉山は保水力がなく、大雨が降るとすぐに河川に流れ込み急激な増水をもたらします。

 更に河川の護岸工事。本来の河川では、山に降った雨の一部は地中に浸透します。そして低い河川などにその水が湧き出て川を下ります。所がコンクリートで護岸されている川岸では、自然の川岸より水の透水性が悪く結果的に降った雨は地表を流れるのです。

 これは、やはり急激な増水と地表の侵食、それに伴う河川の濁りが発生し易くしているのです。 

 まだまだ河川の生き物にとって過酷な環境はあります。ダムや堰堤などの河川の分断化です。川の魚の往来を妨げているばかりではなく、海にまで大きな影響を与えているそうです。

ダムや堰堤に溜まる土砂は、本来は海に流れ着くものなのです。その養分は海を豊かにしますし、砂は砂浜を作ります。日本の各地で砂浜の砂の減少が起こっているそうです。 

 ちなみに、 宮崎は水が豊かでたくさんの発電ダムがありますが、宮崎で使用する電気を全てまかなう事はできず鹿児島の川内原発など県外からの送電に頼っているのが現状だそうです。これだけたくさんのダムがあるのにと思ってしまいます。

 杉山を雑木林にしようとか、浸透性護岸の工法はもう随分前に聞いたことがあります。しかし、一向にそれが進まないのはなぜでしょうか?あまりにもコストが掛かり過ぎるからなのでしょうか?

 日本の首相がかわりました。日本の首相が釣り好きで、日本雑木化計画とか浸透性護岸計画とか、河川環境の改善計画を打ち出して推し進めてくれる人が出て来ないだろうか?こんな人が出てきたら絶対応援したいです。

 話は変わりますが、最近、色々と環境問題が目立って報道されたりしています。自動車メーカーも環境に配慮した車の宣伝が目立ちます。

しかし、どうなんでしょうか?これって自動車メーカーの販売促進の戦略のような気がしないでもないのですが・・・。確かに車を走行させる事だけを考えれば、従来の車よりは環境にやさしいのかも知れません。

 しかし、見方を変えてみるとどうでしょうか?

その車を生産するのにどれだけの電気や石油製品が必要で、それを生産するのにどれだけ二酸化酸素を地球上に排出しているのでしょうか?

そして、その車を廃棄するのにも・・・。差し引きどれ位の削減になるのか疑問に思っているのは私だけでしょうか?そんなデータ-はメーカー側にあるのでしょうかね?

 今年のヤマメ釣りがあまりにも悲惨な状態でした。天災が大きな原因だけだったのでしょうか?ちょっと見方を変えればあまりにも人間の生活や経済活動が優先される事で起きた人災だったのかも知れません。

 あまりにも最後のヤマメ釣りが良くなかったので、いらぬ事まで思いを巡らしてしまった週明けでした。








| http://doratomo.jp/~flyfishing-shiki/note/index.php?e=59 |
| 釣り::四季の釣り | 2006/09/27, (Wednesday) 11:09 PM | comments (0) | trackback (0) |