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ヒラスズキ、ポイントを効率良く回る為に

 宮崎は今、磯のヒラスズキの好期前半の真っ只中といった所でしょうか?ヒラスズキの釣果があちらこちらで聞かれます。今年は、磯のヒラスズキは好調のようであります。

秋から春にかけて、磯のメインターゲットであるヒラスズキ。ポイントを効率よく回る為にて釣行前に必ず確認する事が3点あります。

その日の潮位、そして天候と波高です。

 磯のヒラスズキは、潮位によってポイントが変わってきます。干潮で干上がっている場所でも満潮では好ポイントになるといった所はたくさんあります。逆に満潮では、ポイントの地形などの影響でポイントに入れない場合もあります。

 ポイント選定の基準のひとつとなるのがこの潮位です。前日、潮汐表で、釣りをする時間帯の潮位を確認します。

 これは余談ですが、この潮汐表はあくまで計算値です。実際の潮位はその日の気圧によって随分変化するので、計算値とは随分と違うのが当たり前です。釣りをするに当たって影響する程でも無い範囲なので、そんなに気にする事はほとんどありませんが・・・。

 波の高さも非常に気になる所です。あまり波が高すぎると、フライでは釣り辛い状況になりますし、危険な場合もあります。逆に波が無いと、魚が出にくい状況となります。前日の天気予報で波高を必ず確認します。

 ただ、波高で注意しないと行けないのは、予報の波高は、あくまで沖合いの波高である事です。岸沿いの波の状態は、風向きや波の向き、釣り場の地形によって変わってきます。 例えば、これから冬に掛けては、西高東低の冬型の気圧配置になる事があります。

 西風が強くなり沖では結構な波があるのに、沿岸部では湖のように波が静かなことは多々あります。

 前日の予報では、気圧配置や風向きなどである程度の波高は予想できますが、実際は釣り場に行って見ないと分かりません。








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 実際には、その日の潮位の変化を確認し、そして海を見て波高を確認し、ポイントの選定をしていきます。波がこの状態ならば、あそことあそこ。潮位は下げの時間だから、足場の高いあそこから叩いて行こう。という風に釣りの順番を組み立てて行きます。

 例えば、あまり波が無いときは、ポイントの沖側に浅く緩やかな掛け上がりがあるような場所や浅い瀬がある場所を選びます。こんな場所は、波が立ちやすくサラシが出来易いからです。

 さらに、湾状の地形で急にその幅が狭くなるような場所は更に波が高くなります。そして、そのときの潮位でポイントを叩けるような場所を選びます。

 このような選定がある程度できるようになれば、効率良く磯を回れるようになってきます。

今期初のヒラスズキ

波のあまり無い状況で、サラシを探し当てた会心の釣果

Photo by emoyan

 私の場合は最初、ある一定のエリアに1シーズン通い詰めるという事をしました。

色々な条件の時に釣りをしていくと、潮位や波高によって魚の着き場所、そして条件によって釣りが成立するかどうかなどある程度分かってくるようになります。

 こうなってくれば、別の場所に行ったとしても魚が付いている場所がある程度は予測可能になり、釣り場で迷う事は少なくなると思います。

 後はたくさんの磯場を回り、自分の引き出しを増やして行くしかありません。

幸い、磯は砂浜や河川とは違い、簡単に地形が変わってしまう事はないので、増やした引き出しは無駄になる事はあまり無いので、ありがたい事であります。

 ちなみに、潮位の確認は電波の届くエリア内なら何処でも確認できる携帯サイト「携帯潮汐」で確認しています。







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| http://doratomo.jp/~flyfishing-shiki/note/index.php?e=35 |
| 釣り::釣り方 | 2005/12/09, (Friday) 06:19 PM | comments (0) | trackback (0) |