これ、ヘッジトリマーという機械。
生垣や寄植を刈り込む言わば、植木のバリカン。
写真の2台は、エンジン、ハンドル位置は全く同じだが、刃の長さは手前が少し長い。
自重はほとんど変わらないが、釣りのロッド同様、先がほんの少し重くなるだけで、かなり持ち重りがする。本当に同じ重さなのかはかりに載せるまで信じられなかった位だ。持ってみると手前の機械がかなり重く感じる。
さて、この機械を使っての作業は、見ているととても楽しそうに見えるのだが、実際はかなり腕の筋肉を酷使する。とくにこのs社の機械は重く約6Kgある。
これを、一日振り回していると、二の腕の筋肉が悲鳴をあげる。まあ、ガマンして数日使うと筋肉痛も治るのだが・・・。
さて、この2台の機械、ただ持っただけの印象で、どちらが作業が楽なのか選びなさいと言ったらどっちを選ぶだろうか?
多分ほとんどの人は、刃の短い持ち重りのしない機械の方が楽だと思うだろう。
でも実際に使って比べて見ると、刃の長い重く感じる機械の方が楽なのだ。
なぜかって言うと、刃が長いので、大きな寄せ植えを切る時に、腕を伸ばさないでも作業が出来から。自重が6Kgある機械を腕を一杯伸ばして、安定させて動かすのは、かなりの力が必要で、機械が体から離れれば離れる程腕が辛くなる。
そして、刃が長いので、何度も機械を動かす回数も少なくて作業が進み、結果的に刃の長い重く感じる機械の方が楽なのだ。
さらに、この機械は、振動を抑える為にエンジンがバネでフレームに吊られて居る為に、振動が全くといってない。今まで使っていた国産K社の機械は、この機械より2K近くも軽いのに、振動がひどくて指がしびれるし、耐久性はまるで無い。今の重い機械の方がはるかに使い勝手はいいのだ。
しかし、未だに頭の硬い部長さんは、使いもしないのにこんな重いもの使えるかと、この機械をバカにしている。
フライの世界でも、先入観や思い込み、または、有名人や雑誌の洗脳(笑)が邪魔をして、客観的に物事が見えなくなっている事が随分あるんじゃないだろうかと想像してみる。
果たして自分はどうなんだろう?どれだけ自分の釣り(だけじゃないけれど)を客観的に分析できているんだろうと自問して見る。
フライの目の玉、色、パターン、大きさの効果。ティペットの太さ長さの効果。リトリーブなど・・・。疑問がいっぱいある。そして自分には確証や自信が全く持てない。
そして、先入観にとらわれない、柔軟な考えや発想がとてもプラスになることがある事も成功した人から学んだ。
もっと柔軟な発想が欲しい。
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ひとりごと | 2009/10/29, (Thursday) 08:45 PM |
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