日曜日は、keizouさんと鹿児島に遊びに行く予定だったのですが、残念ながら中止となりました。鹿児島スタイルのFFを是非経験したかったのですが、こればかりは仕方ありませんね。次の機会に期待です。
そこで、鹿児島の疑似体験と言うことで、急遽keizouさんの案内で堤防カマスに行ってきました。
今までは、たまたま探りの釣りをしていて釣れた事は何度もありますが、実は真剣にカマスを狙った事がありませんでした。。
ですから、宮崎ではいつ頃からカマスが釣れるのか、エバのように毎年のように狙って釣れる対象魚なのか、一体いつまで釣れるのかなど私は全くわかっていません。まだまだつれ続ければいいのですが、この台風で状況が一変する可能性もあります。
お隣鹿児島では、毎年カマスが釣れているようです。昔からFFでのカマス釣りが盛んなようで、20年近く前にも雑誌などでその様子や釣り方などを読んだのを覚えています。
さて、釣り場に付いて早速釣り始めたのですが、釣り始めてすぐkeizouさんはカマスを釣り上げます。しかし、私にはなかなかあたりがありません。
keizouさんのラインは、WFライン。私はSTのヘッドにモノフィラランニングライン。ともにラインのシンクレートは一緒。大きく違うのはこのラインです。
WFは、ラインのランニング部分も沈みます、しかし、私のランニングラインはあまり沈みません。ヘッド部分を充分沈めてもリトリーブするとどんどんと浮き上がって来ます。それに対してWFは足元付近までしっかりと棚をキープしてリトリーブ出来ます。
カマスは、比較的堤防などの根付近に付いている事が多く、STラインではカマスがいる層をキープしてしっかりとリトリーブできないのです。
他の釣り人が居ない場合は、堤防となるべく平行になるようにキャストし、リトリーブすれば効率がいいのでしょうが、堤防に他の釣り人が居ないなんて事は滅多にありません。
ですから、ラインのたるみを考えて、堤防に対して直角にそしてポイントとなる場所より沖にフライを着水し、そしてカウントダウン。イメージ的には、カマスの付いている根付近をかすめるように狙います。如何にカマスの居る層を長い時間リトリーブできるかが、釣果の違いになって現れるのではないかと思いました。
しかし、鹿児島ほど水深が深くない宮崎の堤防では、潮が引くにつれて堤防際の根が見え出し、カマスの群れがうっすらと見えて来ます。こうなって来ると、カウントダウンもそうシビアにとらなくてもカマスが釣れてしまいます。
しかし、しっかりと棚をキープ方があたりの出方が違うように思いました。
表層を泳ぐフライにもカマスの群れがついてきます。そのうちの食い意地のはった1匹だけが、フライに急浮上して反転する。こんな感じでした。
しかし、棚をキープしたフライには、お互い競争しながらフライにチェイスして来ます。こんな所に棚取りの重要性があるのでしょう。
鹿児島スタイルのKeizouさん。ずっと同じ場所で釣り続ける釣りにはこのスタイルが合理的です。
この日は、サイズは段々と落ちてきたもののずっとカマスが釣れ続けました。釣りを続ければまだまだ釣れたのでしょうが、お昼には二人ともお腹一杯といった感じで釣りを終えました。
小物の数釣りは理由抜きに楽しいものです。
≪ 続きを隠す
| http://doratomo.jp/~flyfishing-shiki/note/index.php?e=195 |
|
釣り::四季の釣り | 2008/09/16, (Tuesday) 06:37 PM |
comments (6) |
trackback (0) |